テーピングとコットンパッキング!両者の特性を検討
こんにちは!名古屋巻き爪フットケア専門院です!
これまで電話相談で痛くてたまらないという方や来院するまで痛みがしんどいという方などに応急処置として、テーピングやコットンパッキングを数多くおすすめしてきました。
しかし、どの状態もこの症状にはこっちが合っていて、この症状にはこちらが合っているという判断を自分でするのはなかなか難しいものがあり、僕自身もやや迷う時があります。
他のどの記事を見て見てもなかなかそこまで書いてあるものは見かけないので、今回は状態に対してどちらの施術の方がいいか、僕の主観を元に書いて見たので、これから一緒に見ていきましょう!
●巻き爪と症状について
まず巻き爪とはご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、爪が巻いてしまい身体に食い込んでしまっている状態のことを言います。
この、巻き爪になってしまって特に多い訴えは、歩くときに圧力、衝撃が加わると痛い、ズボンに引っかかると痛いなど、このような訴えが特に多いです。
このような症状が続いているときは皮膚の中の方に傷があり、炎症を起こしている可能性が高いです。
この傷口が長く続いてしまうと膿を出してしまったり、中には肉芽と言って、赤い塊のようなものが出てしまいます。
ここまで進行してしまうと、なかなか大変になってしまうので、ここまでくるまでにどうにか対策はしたいものです。
●症状ごとの対応
では、症状ごとにどちらがいいのか、まずはテーピングとコットンパッキングのやり方についてお話ししていきます。
①テーピング
このテーピングは皮膚を引っ張る方法です。
まず指の先端にテープを貼ります
↓
そのまま下の方に向かい強めに引っ張ります
↓
引っ張りながら足の付け根の方に貼り付けます
↓
完成!
簡単ですね!
注意点としてテーピングは糊が肌につくため肌への負担はやや大きいです。
なので肌が弱い人は特に気をつけてくださいね!
②コットンパッキング法
この方法は「コットンを爪と皮膚の間に入れる」ものです。
細長く切ったコットンをピンセットなどで掴み、爪と皮膚の間に入れることで肉に食い込むことを防ぐ方法です。綿棒の先やティッシュでも代用は可能です。
衛生面などを考えると、毎日入浴後に取り替えることをお勧めします。やり方としては以上です。
ではでは、このやり方を踏まえて次の検証に行ってみましょう!!
●テーピングVSコットンパッキング
テーピングとコットンパッキング
どちらが役に立つのか、各項目ごとに見てみましょう。
①即効性
テーピングは少しコツがいりますが、しっかり貼れたらすぐに痛みは治まるので即効性は◎
コットンパッキングも少しコツがいりますが、うまく爪と身体の間に挟めたら痛みはすっと治まるので即効性は◎
なので、この勝負は引き分け!
②継続するなら
テーピングは継続して貼ることによって肌への負担が大きくなってしまい、肌が荒れてしまいます。なので評価は△
対して、コットンパッキングは毎日ちゃんと取り替えれば身体への負担は大きくないので○
よって、この勝負はコットンパッキングの勝ち!
③時間
テーピングは最初はどうやって貼ればいいのか迷ってしまうので、多少時間がかかってしまいますが、前もって切っておいて置けば貼るのに時間はかかりません。
コットンパッキングは、コツを掴んだとしても、毎日取り替えるのは時間がかかってしまい、どうしても手間がかかると言えます。
なので、この勝負はコットンパッキングの勝ち
④やるときの痛み
テーピングはやるときに引っ張りますが、あくまで爪を触るわけでは無く、皮膚を引っ張るものなので、そこまで痛みは強くありません。
対して、コットンパッキングは爪を持ち上げる作業がどうしても必要になってしまい、個人差はありますが、やるときに痛みが出る方もいらっしゃいます。
よって、この勝負はテーピングの勝利!!
⑤コスト
テーピングは安い物もありますが、安いのは短く、何回も使えません。
他に、挟みも用意する必要があるためコストは△
それに対し、コットンパッキングはコットンを短くつまみ、中に挟むだけなのでピンセットを用意してもそんなに値段はかからないのでコストは○
なので、最後の勝負はコットンパッキングの勝ち!
全部の勝負を合計すると2勝2敗1分けにより、テーピング対コットンパッキングは引き分けとなりました~!!
●まとめ
今回はテーピングとコットンパッキングに焦点を当ててみましたが、どうだったでしょうか?
どちらも一時しのぎには効果的なので、痛みが強くてという方は是非とも試してくださいね。では今回はこれでおしまいになります!
名古屋巻き爪フットケア専門院でした~!!