ジェルネイルで巻き爪になってしまうってホント?

巻き爪あれこれ
ジェルネイルで巻き爪になってしまうってホント?
鏡味 拡樹

ブログ著者:鏡味 拡樹

柔道整復師の国家資格やフットケアの専門資格を保持する、名古屋の巻き爪専門家

ジェルネイルで巻き爪になってしまうってホント?

仕上がりがきれいで、長期間楽しめるジェルネイル。

ジェルネイルをし続けることで爪が丸まっていませんか。
実は、ジェルネイルで巻き爪になってしまうこともあるのです。

そこで今回は、ジェルネイルが巻き爪の原因になってしまう理由やジェルネイルによる巻き爪を予防する方法などをご紹介いたします。

巻き爪を甘く見ないこと!重症化すると…

巻き爪になっているようだけど、痛みもないので放置する人もいるでしょう。

しかし、巻き爪になると症状が進行し、腫れたり痛みを伴うことも。

さらに、皮膚に傷ができることで、炎症して爪の食い込みがひどくなり、炎症が悪化するという悪循環に陥ります。

さらに重症化すると化膿などにより、歩けなくなったり靴を履けなくなるので、巻き爪を甘く見てはいけません。

巻き爪は早く施術をうけるほど早く改善しやすくなります。そのため、巻き爪と気づいたら早めに対策をしてくださいね。

 

巻き爪の原因はさまざま

巻き爪の原因は以下のようなことが多いです。まず多いのは深爪。

歩くときに足の指に力が加わりますが、短く爪を切りすぎると力に抵抗できず皮膚の中央が盛り上がります。そして、周りの爪が丸まって巻き爪になります。

自分の足に合わない靴も巻き爪の原因の一つです。

つま先を圧迫するハイヒールだけでなく、足よりも大きい靴も靴の中で足が動くので爪が圧迫されて巻き爪になりやすいです。

また足指を使わず歩いたり、バランスの悪い歩き方などが巻き爪になりやすい原因になることもあるので注意が必要です。

ジェルネイルが巻き爪の原因になってしまう理由について

ネイルといえば、マニキュアのイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかし現在は、マニキュアの他にジェルネイルを使用している方も多くいます。

マニキュアもジェルネイルも爪に色などを乗せてオシャレを楽しむものですが、原料や塗り方、除去の仕方が違います。

ジェルネイルはジェル状の樹脂を爪に塗り、UVライトを当てて固めます。最近ではセルフケアでジェルネイルする人も増えてきています。

ジェルネイルを好んで使っている人の主な理由としては、マニキュアは1週間もたないのに対しジェルネイルは2週間以上もつためです。

しかし、マニキュアよりもジェルネイルの方が巻き爪になりやすいです。

ジェルネイルが巻き爪につながる原因としてまず考えられる理由は、マニキュアより厚いため、重みがあります。

さらにジェルネイルは2週間~1ヶ月ほどつけ続け、除去した後も新たにジェルネイルを塗る方も多数います。元々、足の親指は負担のかかりやすい部位です。

その部分に長期間爪にジェルネイルの圧力がかかることで爪が巻きやすくなるのです。

その他の巻き爪になる理由として考えられるのは、ジェルネイルによる乾燥です。

爪にも潤いが必要ですが、ジェルネイル除去の際に使用するアセトンを塗ることで水分と油分の両方を取ってしまいます。

さらに、乾燥によりケラチンが収縮し、爪が丸くなりやすいです。そのため、乾燥もジェルネイルによる巻き爪の原因になると言われています。

巻き爪になりやすい爪について

爪の薄い人や弱い人がジェルネイルで巻き爪になりやすいです。爪が薄いと割れやすかったり二枚爪になりやすいです。

さらに、ジェルネイルがつきやすくするために、やすりで爪の表面を削ることが原因で、さらに薄くなって、巻き爪になるという悪循環に陥ります。

最近ではセルフジェルネイルをしている人も多いですが、きちんと除去せずにジェルネイルを塗りなおすことで、爪に一番近い層は何カ月も爪についたままの状態になることも。

そのジェルネイルは内部で硬くなり、爪を巻き込んで圧縮するのが原因で、巻き爪が悪化することもあります。

そして、ジェルネイルの飾りを見せるために爪を長く伸ばす方もいます。しかし、爪の伸ばし過ぎも丸く巻きやすくなるので、伸ばし過ぎにも注意しましょう。

 

ジェルネイルによる巻き爪を予防するには?

ジェルネイルによる巻き爪を予防する方法をご紹介します。

ネイルサロンや巻き爪の専門院に行く

セルフジェルネイルをしている方は、爪に悪い方法でジェルネイルをしていることも。プロにお任せすることで、爪を守りつつ、ジェルネイルを長期間楽しむこともできます。

またジェルネイルでの巻き爪で痛みが出ている場合は、巻き爪の専門院に行き、施術をしたりアドバイスをもらいましょう。

爪を短く切る

長すぎる爪も巻き爪の原因の一つです。巻き爪を予防するために、爪を短くしてジェルネイルを楽しんでください。

保湿をする

爪が乾燥すると巻き爪になりやすいです。

そのため、ネイルオイルなどで、キューティクル周りや爪の表面の保湿を心がけましょう。すでに巻き爪になっている人は、ジェルネイルをする頻度を減らすのもおすすめです。

半年ほどジェルネイルを塗らずにいることで爪が健康的になることも。冬など、あまり足の指を見せる機会がない時期にジェルネイルをお休みするのもいいですね。

まとめ

深爪や足に合わない靴など、巻き爪の原因はさまざまありジェルネイルが原因で巻き爪になることがあります。

ジェルネイルが巻き爪の原因になってしまう理由の一つとしては、重みがあるジェルネイルを長期間爪につけることで、圧力がかかり続けることで爪が巻きやすくなること。

また、アセトンなどの使用により、爪が乾燥しやすくなるので、爪の主成分のケラチンが収縮し、爪が丸くなりやすい傾向にあります。

ジェルネイルによる巻き爪を予防するためにはプロに任せたり一時期お休みしましょう。

爪が丸まってきている人は、巻き爪の専門院での施術で巻き爪が改善し、進行を防ぐことができます。

ジェルネイルを長期間楽しむためにも、巻き爪の専門院など爪の形を改善してもらうなどして健康的な爪でい続けてくださいね。

このブログを読んだ方は下記のブログもオススメです。

・巻き爪の対処や症状など

・巻き爪のあれこれ

・巻き爪が重症化?

この記事を書いた人

鏡味 拡樹

「名古屋巻き爪フットケア専門院」院長|柔道整復師(国家資格)

鏡味 拡樹

元Jリーグトレーナーや同業者も推薦する、名古屋の巻き爪専門院 院長。
皮膚や爪を切ることなく、根本的な原因から巻き爪を解消する施術を行う。
1回で痛みが取れることから、名古屋で巻き爪に悩む人々に人気の施術法となっている。

もっと知る