巻き爪
爪の端が巻いてくる巻き爪!
皮膚に食い込んで痛い、、
靴を穿くのも歩くのも痛いからしたくない、、
こんな症状でお悩みじゃないでしょうか?
今回はそんな痛い巻き爪の応急処置についてお話ししていきます。
●巻き爪とは
巻き爪は親指に症状が出ることが多く爪の端の部分が中側に巻くようになっている状態のことを言います。
負担が加わりやすい親指がなりやすいのですが他の指がなる場合もあります。
巻き爪はお子様からお年寄りの方まで幅広く起こり、細かい症状まで含めると実に日本の人口の10分の1にもなり、たくさんの方が悩まれていると言えます。
●痛い!痛みに対する応急処置!
ではその巻き爪どうすれば痛みが治まるでしょうか?
簡単にできるものを見ていきましょう。
2.1 コットンパッキング
2.2 テーピング1
2.3 絆創膏
(コットンパッキング法)
とりあえず痛みを緩和させる方法として有効です。
自宅にあるコットンや綿棒でケアすることができるので非常にお手軽な対策と言えます。
小さくちぎったコットン(綿棒の先)をピンセットなどで掴み
間に入れることで食い込むことを瞬時に防ぐことができるのでお勧めです。
また両方ない場合ティッシュでも代用が効くので試して見てくださいね!
(テーピング)
こちらもお手軽にできるもの。
100均などにある伸びるテープをお勧めします。
手順
・テープを指の端に貼る
↓
・この時に爪と隙間ができるように強く引っ張る
↓
・そのままそのテープを反対側のやや付け根よりに貼り付ける
上手く行けば爪と皮膚の間に隙間ができるので
巻き爪の痛みが和らぎます。
(絆創膏)
・絆創膏を半分に折ってハサミで切る。
↓
・巻き爪に絆創膏の切った部分を引っ掛けて貼り付ける。
↓
・絆創膏をしっかりと引っ張りながら貼り付ける。
これも一時的に爪と肉の間に隙間作ることができるので
巻き爪の応急処置としては効果的と言えます。
どの方法もお手軽にできるので応急処置としては
優れたものと言えます。
巻き爪の痛みがあるなら今すぐ実践して見てくださいね!
●どうして痛みが出たの?その原因は?
痛みが治まったら次にどうして痛みが出てしまったのか?
少し見ていきましょう?
貴方は当大丈夫でしょうか?
3.1切り方
3.2靴
3.3歩き方
(切り方)
貴方は丸く切ったり、山のように三角に切ったり、白い部分が残らないほど深く切ってはいませんか?
深く切る切り方をしていればあなたは知らず知らずのうちに巻き爪を助長している可能性があります。
正しい切り方は爪の先っぽと指の先っぽが同じ高さになるようにまっすぐ切ることです。
次回から意識して見てください。
(靴)
貴方は自分の足に合わない靴を履いていませんか?例えば先の細い窮屈な靴、バランスが取れないヒール,支えがふにゃふにゃの靴
これらの靴を無理に履くことにより外からの圧力や衝撃が積み重なって巻き爪を助長してしまいます。
巻き爪傾向にある場合早めに見直してみるといいですね。
(歩き方)
貴方は歩行するときに正しい歩行ができてますか?
例えば歩行するとき踵から着き膝と指先が同じ方向に進みつま先で蹴れていますか?
正しい歩行からズレればずれズレるだけ体の方に影響してきます。
痛みが軽度なら早い段階で意識してみるといいですね。
どうでしたか?痛みの原因にも様々なものがありますが
最近爪が気になるようならこれらを見直せるといいですね。
●痛みとおさらば!しっかりと治すには!
それでも痛みがあるようならば危険サイン!
さらに酷くなる前に巻き爪に対応してくれる医療機関の診察をうけることをお勧めします。
(病院)
①薬(フェノール)で対策する場合、
保険が適用され一回の施術で痛みが無くなりやすいが再発率が高く変形しやすい
②部分切除で施術する場合
保険が効くもののやや再発しやすく、半月程は運動を控える必要があります。
●当院の施術
両端に引っ掛けワイヤーを中心を使い施術を行います。
矯正力が非常に強いものの爪の成長に合わせて矯正するので数ヶ月間、月に一度ほど
通院する必要があります。
しかし、痛みがその場で解消される
ことが多く、施術自体も痛みがないです。
また爪の形も綺麗に整えることができます。
●まとめ
今回は応急処置の方法を中心にお話ししましたが
どうだったでしょうか?
あくまで今回は応急処置についてです
上記の対策は一時的には効果がありますが
根本的なものではありません
痛みが続くようなら無理をせず早い段階で診察を受けることをお勧めします。