最近、暑い日が増えて来て、先日はついに30度を超える日があったりと、風はまだ涼しいものの少しずつ夏の足音が聞こえてきましたね。

夏は素足をみせる機会も多く、近所の買い物やちょっとした外出ならサンダルなど素足ではける簡単な靴で出かけたいですよね。

そんな夏に向けての準備は万端でしょうか？

足を出すときは綺麗な状態で出したいものです。

むくんでいる状態ですと、足が少し太く見えたり爪が圧迫されて巻き爪の場合痛みをだすこともあります。

今回はそんな問題について自宅でできる簡単なケア方法などについて解説していきます。

人間は足があることによって普段、何不自由なく移動することができた り、自分を支えることができます。 

本来人間は、移動するときに手も含め４足歩行で移動していましたが、手を他のことに使えるように足だけの２足歩行で移動するように進化してきました。

しかし、そのことによって足に大きく負担が加わやすくなってしまったと言えます。

むくみは筋肉の量の関係もあり、どうしても男性より女性の方がむくみやすく、ご来院された女性の方から「夕方になると足がむくんで痛くなっちゃう」などというお話をよく聞きます。 

足は元々、体の中で心臓から一番遠く、普通に生活していると、重力の関 係もあり、一番遠い足がむくみやすくなってしまいます。 

そのような条件でも足がむくまない方はふくらはぎの筋肉がしっかりしていたり、ちゃんと筋肉が動くことによって心臓にむくみを戻す力が加わることによっていい状態を保っているのです。

では筋肉がしっかりとついていない方や、ちゃんと機能していない方はど うやったらむくみを解消できるのか? 解説していきます。

簡単な方法として足を動かす方法があります。

単純に動かすよりはポイントを押さえてやるとより効果的です。

ポイントとしては

①足の位置を心臓より上にする

②筋肉を動かす

③圧迫を意図的に行う。

以上の３つのポイントがあります。

この3つのポイントを踏まえつつ、これから解消方法についてお話しして いきます。

・仰向けで足をしっかり伸ばします。
↓
・足が心臓より高い位置になるようにクッションなど足首の下に置き高さを調整します。

↓

・包帯など圧迫できるものがある場合指の先から膝あたりまで巻いていき

ます。（なければなしでOKです） 

↓
・その状態で足首を上下に数十回往復します。
↓
・膝に近い方から圧迫を緩めていきます。（圧迫してる場合）
↓
・また同じように足首を上下に数十回往復します。
↓ 

・あとは同じように、体の中心に近い方から少しずつ緩めていってくださ い。（圧迫してる場合）

このようなポイントを守った方法を1日数回やると効果的ですがしんどければ寝る前だけでも充分効果的です。

と逆効果の場合もありますのでやりすぎには注意してくださいね。

今回のまとめです。

・むくみは筋力の問題がある。

・むくむと圧迫されることで爪が痛みことがある

・むくみには簡単な足首の運動が効果的

適度な運動は巻き爪の痛み予防に限らず健康にも効果的です。

普段から適度な運動を心がけてみてくださいね。