マニキュアは巻き爪を助長する?その原因とは?
街中を散策しているとよく見かけるマニキュア。
カラフルだったり、キラキラしていて煌びやかですよね。
夏になってくると手だけじゃなく、足の爪にマニキュアをしている方も多く見かけます。
しかし、実はこのマニキュアが巻き爪を助長する可能性があることをご存知でしょうか?
今回はそんな、巻き爪を助長する可能性のあるマニキュアについて解説していきます。
●巻き爪とは
巻き爪とはシンプルに爪が巻いてしまうことを言います。
一般的には、陥入爪だったり、湾曲爪などさまざまな種類がありますが、うちでは爪が巻いている状態のことを全般的に巻き爪として定義しています。
実際にこの巻き爪になってしまうと、必ず痛みがでるというわけではなく、ちょっとしたことで痛みが出やすい状態になります。
この巻き爪というものは1つだけの症状ではなく、一度起こっ てしまうと色々な症状を引き起こしてしまう厄介なものと言えます。
●マニキュアで注意すべき事
マニキュアをやっている人は、マニキュアをやってない人と比較すると、どうしても巻き爪になるリスクが高くなってしまいます。
巻き爪になる原因はいくつかありますが、マニキュアをやっている方は特に、除光液の頻度と爪の乾燥を気にする必要があります。
①除光液
マニキュアを落とすときは通常、除光液でオフするのが一般的です。
除光液は爪に塗ってあるマニキュアに塗ると、サッと落とせるというイメージがあります。
しかし、実際には落とすというよりは、そこのマニキュアの部分を溶かすという状態です。
溶かすことによりマニキュアは綺麗になくなりますが、溶かすことによって爪に良くないことが起こります。
なので除光液を使用する場合は使いすぎないように気をつけてみてください。
②爪の乾燥
爪の根元を見てみるとに白くて円形状みたいなところがあると思います。
ここが爪の素の部分です。
この部分は物凄く水分量が豊富で、しっかりと水分を含むことによって、爪がここから元気に生えてくれます。
しかし、先ほど話に出た除光液を使いすぎてしまうと、素の部分に除光液が入り込んでいってしまい、中の水分の部分が蒸発してしまい乾燥に繋がってしまいます。
爪は乾燥してしまうと、なかなかいい状態で生えなくなり、乾燥した状態が続きやすくなってしまいます。
爪を見たときに透明な縦線みたいなものが入っていれば爪が乾燥しているサインです。
爪が乾いている状態であれば、ネイルオイルやキューティクルオイルをなどで保湿をし、いい状態を保ちたいところですが、そこまでするのは大変!という方は普段肌に塗っているハンドクリームなどでも大丈夫なのでまずはそちらで代用してみてくださいね。
また、マニキュアをする場合のサンディングにも注意が必要です。
爪に液体を定着させやすくするため、凹凸の傷をつけることをサンディングと言います。
サンディングをした方が爪に定着しやすいのは分かりますが、爪に傷をつけすぎてしまうことは爪にとっていい事ではないので気をつけてください。
●実際に巻いてしまうと・・・
実際に爪が巻いてしまうと、手の場合は爪が結構細長くなるような状態になります。
極端な話、フレディの爪が短くなったようなイメージです。
手に関しては日常生活にも支障が出ることが少ないため、痛みがなければそこまで意識しなくていいのかなと思います。
しかし、足の親指に関しては、手の爪とは違い痛みが出る可能性は非常に高いです。
足の親指の場合、体重が加わりやすく、負荷が集中することがある場所だからこそ特に痛みが出やすいと言えます。
しかも痛みをかばうことにより他の問題も起こりやすいので親指の場合注意が必要です。
また、 足の爪の場合、他の人差し指、中指、薬指、まで巻いてしまうという人もいらっしゃいます。
これらの指は親指と比べると痛みが出る可能性は低く、体感大体50 人に1人ぐらいが人差し指が巻いてしまって痛いと訴える人がいるくらいの割合です。
なので、たとえ親指以外の爪が巻いてしまったとしても親指よりは痛みが出ることは 少ないと言えます。
●まとめ
今回は「マニキュアは巻き爪を助長する原因とは?」を解説しました。
足のマニキュアをしている方は、足を露出する夏にはマニキュアをしているものの、露出しない秋冬はマニキュアを塗られていない方も多く、塗らない時は保湿を行うチャンスです。
マニュキュアの上から保湿するよりは、やはり爪に直接対策した方が保湿しやすいですよね。
なので、マニュキュアを塗らない期間は特にしっかりと乾燥対策をしてみてくださいね。
そして、いま現在巻き爪の痛みが出ていてお悩みのようであれば、早めに専門院や病院などを頼ってみてください。
また、いま現在、痛みがなくても爪が巻いている状態の人は痛みが出ていないだけであまり良い状態ではないので、痛みが出る前に早めに対策をしてあげてください。
爪自体、自然と巻いている状態が解消されるということは中々少なく、爪が巻いている状態の場合は遅かれ早かれ、今後痛みが出てくる可能性や他に問題が出てくる可能性が高いと言えるので、 早めに対処することをおすすめします。