歩き方も巻き爪の原因に?巻き爪になりにくい歩き方!

巻き爪の原因
歩き方も巻き爪の原因に?巻き爪になりにくい歩き方!
鏡味 拡樹

ブログ著者:鏡味 拡樹

柔道整復師の国家資格やフットケアの専門資格を保持する、名古屋の巻き爪専門家

歩き方も巻き爪の原因に?巻き爪になりにくい歩き方!

爪が内側に巻いてしまう「巻き爪」。

 実は巻き爪の発症には、歩き方が大きく影響していることをご存じでしょうか? 

間違った歩き方をしていると、巻き爪や外反母趾など、足のトラブルを引きおこ

しやすいので注意しなければなりません。

巻き爪を予防するためにも、正しい歩き方を覚えて実践してみましょう。 

今回は、巻き爪の原因や予防方法とあわせて、正しい歩き方について詳しく解説 いたします。 

 巻き爪の原因は歩き方にもあった

巻き爪には、足に合わない靴や深爪、肥満などいくつかの原因がありますが、歩き方も爪が巻くのに大きく影響しています。 

もともと爪には巻こうとする性質があり、それを抑える働きをしているのが、歩 くときに指にかかる上向きの力なのです。 

きちんと正しい歩き方をしていれば、歩くたびに地面からの力が足指に働くの で、爪が巻こうとする力と釣り合って巻き爪は防げます。 

ところが、足指を使わずに足裏全体をつけてペタペタ歩いたり、浮指になってい

たりすると、地面からの力が足指にかからないため、爪が巻きやすくなってしまうのです。

巻き爪を予防するには、足指をしっかり使う正しい歩き方を身につける必要があ

ります。

 巻き爪予防の歩き方

巻き爪を予防・改善するためには、正しい歩き方をマスターするのが一番です。 それでは、正しい歩き方のポイントをご紹介しましょう。 

1.真っ直ぐに立つ 

正しい歩き方を実践するには、まずは真っ直ぐに立つことが基本。 一番わかりやすいのは、頭と肩、お尻、とくるぶしが一直線になる状態です。 

これが真っ直ぐな姿勢だと覚えておきましょう。 

歩くときは、この姿勢から膝を伸ばして足を一歩前に出します。 

2.スムーズな重心移動がカギ! 

正しい歩き方で最も重要なポイントは、重心移動にあります。 真っ直ぐに立った状態から1歩を踏み出したら、かかと付近から着地します。 

いきなり足の裏全体をつける歩き方はNGです。 

かかと付近からまっすぐと抜けていくように重心を移動させます。

 

3.親指で地面を蹴り出す 

親指のつけ根に重心を移動させたら、最後に親指でしっかりと地面を蹴り出します。

このとき地面から上向きの力が足指にかかり、爪が巻こうとするのを抑えること ができるのです。 

まとめ 

巻き爪の原因のひとつが、足指を使わない間違った歩き方。

もともと爪には巻こうとする性質があるのですが、歩行時に足指にかかる上向き の力がそれを抑えています。 

しかし、靴や靴下で圧迫されて足指がうまく動かせなかったり、浮指になったり すると、上向きの力が働かないため、爪が巻いてしまうのです。 

巻き爪を予防するために正しい歩き方を意識して過ごしましょう!

この記事を書いた人

鏡味 拡樹

「名古屋巻き爪フットケア専門院」院長|柔道整復師(国家資格)

鏡味 拡樹

元Jリーグトレーナーや同業者も推薦する、名古屋の巻き爪専門院 院長。
皮膚や爪を切ることなく、根本的な原因から巻き爪を解消する施術を行う。
1回で痛みが取れることから、名古屋で巻き爪に悩む人々に人気の施術法となっている。

もっと知る