足のトラブルは重なる!?巻き爪と扁平足の意外な関係
巻き爪で悩まれているそこのあなた!
巻き爪が辛いのは分かりますが、指の痛みにばかり気を取られて、指自体にしか気を使っていませんか?
実はその巻き爪!
違うところにアプローチすることで、症状や進行を和らげることができます。
いま、靴と靴下を脱げる環境にいるようならば、一度自分の素足をしっかりと見てみてください。
どうですか?土踏まずが少なく感じませんか?
土踏まずがないなら、あなたの足はすでに「扁平足」になっています。
「扁平足って何?」
「扁平足だと何か問題でもあるの?」
実はこの扁平足、見た目が悪いだけじゃなく、足に色々な影響を与えます。
もちろん、巻き爪にも大きく関係して来るので、これから一緒に見ていきましょう。
●扁平足ってなあに?
一般的に扁平足とは、足の裏にある土踏まずの部分がたいらな状態になってしまうことで、この土踏まずが無くなってしまうことでさまざまな問題を起こしてしまいます。
土踏まずは本来、衝撃や体重を吸収する役割を担っており、体重がかかったときにバネのように吸収してくれるのですが、ここの部分がたいらになってしまうと、この効果が作用しなくなり、足に衝撃が加わりやすくなってしまうのです。
そして、衝撃を吸収、分散できなくなることにより、ダイレクトに骨の方に負担がかかり、その結果、足の裏にマメやタコができたり、痛みがでやすくなってしまいます。
扁平足はこのようにさまざまな影響を与えてしまうのですが、何が原因でこの扁平足は起きてしまうのでしょうか?
●どうして扁平足になっちゃうの?
この扁平足はどうして起きてしまうのでしょうか?
扁平足の原因は実にさまざまありますが今回は何個か厳選してお話ししていきます。
①歩き方
最近靴の裏側が外側から減ってませんか?極端に減っているようなら、あなたの歩き方がおかしくなっている可能性があります。
巻き爪の方で多いのが、歩くときに靴の先がぶつかったり、体重をかけると爪が身体に食い込んで痛むため、指先の方に体重をかけないように足の外側や全体が同時についてしまうような歩き方をしている方です。
このように歩いてしまうと、足がもともと持っている体重を分散する機能を発揮することができず、そのため、足全体の機能が低下してしまいます。
もし靴の裏側を見て、外側が極端に減っているようなら注意してくださいね。
②靴
あなたはサイズが合っていなかったり、先が細かったり、カカトがないような靴を履いていませんか?
自分に合ってない靴を無理やり履いていると、靴の中でずれたり、圧迫されたり、筋肉がうまく使えなくなってしまいます。
なのでもし、デザインばかり重視して、機能性をあまり気にしていなかったら一度自分の履いている靴を見直して見てくださいね。もちろんヒールも気をつけてくださいね!
③運動
あなたは最近、適度な運動をしていますか?
もし、運動をしていないようなら、この運動不足も扁平足の原因になります。
足にしっかりと筋肉がついている人はちゃんと土踏まずを維持することができている場合が多く、逆に筋肉がしっかりとついていない人は、扁平足になる可能性も高くなってしまいます。
もし、心当たりがある場合は普段から適度な運動をすることを心がけ、ついでに健康的な身体も手に入れちゃいましょうね。
どうだったでしょうか?
これらの要因に当てはまる人は扁平足を引き起こしやすい人だといえます。
では、どうしたらこの扁平足を防げるでしょうか?
●どうすればいいの?
①筋力強化
まずは普段使わないような筋肉をつかってみましょう。
・座った状態で足首を上下させる運動
・指を大きく開いて戻す運動
・地面にタオルなどを置いて指で自分の方に手繰り寄せる運動
これらの運動をしっかり行うことで、足回りや足自体の筋力がついて来ます。
まずは、一日10回を1セットとして一日3セットはやってみてくださいね。
②マッサージ
まずは足首が上がりやすくなるように、膝の下の部分から足首の部分までスネの骨の横をなぞるようにスネの筋肉をマッサージしてください。
そして、足首をくるくると何回か回してあげてください。
次に足の裏を痛めない程度の強さでマッサージ。もしあるようなら竹踏みなども効果的です。
これらをしっかり行うことでフットケアができます。まずは毎日続けてみてくださいね。
●まとめ
今回は巻き爪と扁平足の意外な関係についてお話しさせていただきましたが、どうだったでしょうか?
足に問題がある人は1つだけではなく、さまざまな問題を抱えている人が多いです。
それは足が人体にとって非常に重要な部分であり、一つの部分に問題があると連動して悪くなってしまうからです。
もし現在、巻き爪や足のトラブルをかかえている人は、その部分だけではなく、全体的にどこに問題があるか見つめなおしてみてください。
そこもケアすることで症状を抑えたり、進行を防ぐことができます。
もし自分で見つめて見て問題がわからないようなら、気軽に相談しに来てくださいね!