巻き爪で転倒!? 意外な原因と対処法
巻き爪になっているそこのあなた!?
最近以前よりつまづいたり、転びやすくなっていませんか?
「そういえば最近つまずきやすいけど、どうしてかなぁ?」
「ハイヒールを履いているから、、」
「年齢が上がって来たから、、」
もしあなたが足の巻き爪を放置しているようなら、その巻き爪!!
つまづきに大きく関与していると言えます!!
「でも巻き爪って指にしか痛みがでないものだよね?」
「つまずきって関係無いんじゃない?」
そう思いますよね?
ではこれから、つまずきがなぜ転倒に関与しているのか、お話しして行きます。
●巻き爪とは
巻き爪とは、爪の端の部分が中の方に巻くような状態になっていることをいい、足の親指に症状が出ることが多いと言えます。
巻き爪は非常に幅広い年齢層で起こり、小さな症状も含めると、たくさんの人たちが悩んでいるものと言えます。
当院でも10歳〜90歳までの悩まれている方々がいらっしゃいます。
ではなぜ巻き爪の方は転びやすくなってしまうのでしょうか?そこには一見、転倒には無関係そうなあるものが原因だった!?
●巻き爪で転倒!?その意外な原因!!
実は、巻き爪になっている方のほとんどが知らず知らずのうちに、変な歩き方になっています。
そして、これが実は転倒の大きな原因になっていると言えます。
「えっ」
「うそ!?」
「私は変な歩き方になっていないよね?」
そう思われる方は一度、自分がよく履いている靴の裏側をみてみてください。
妙に外側がすり減ってはいませんか?
もしすり減っているようならば、あなたはすでに変な歩き方!になっている可能性が非常に高いと言えます。
通常、歩行はカカトから地面につき、最後の段階でしっかりとつま先で蹴り上げる必要があると言えます。
しかし、巻き爪になっている大半の方は、つま先に体重がかかることや、衝撃がくることに困り、つま先をあまり着けないような歩き方になっている方が非常に多いです。
その歩き方になることにより実は、巻き爪を増長させてしまったり、転倒しやすくなること以外にも足の正しい機能を使えないことにより、土踏まずがなくなってしまう扁平足を誘発したりしています。
さらには、推進力が生まれなくなってしまうことで歩くスピードが落ちてしまったり、一歩一歩が疲れやすくなってしまいます。
なので、最近つまづきやすくなっている人は早い段階で歩き方をみてもらう必要があります。もちろん、当院にも気軽に相談してくださいね。
●もし、転んでしまうと…
転んでしまうと年齢などによって痛める場所も変わってしまいますが、鎖骨を骨折してしまったり、肩を脱臼してしまうことがあります。
例えば、鎖骨を折ってしまうと胸を前に突き出される姿勢、ちょうど、トゥースで有名なあの人みたいな姿勢を強制される固定を一ヶ月ほど、寝るときですらつけなくてはいけなくなってしまったりします。
それでも鎖骨のラインが悪くなってしまうことがあるので、鎖骨のラインが気になる方は、最初から手術をしなくてはいけなくなってしまいます。
また、肩を脱臼してしまうと、腕の元の位置にハマるまでは激痛が続いてしまい、元の位置に戻った後も少しの外力で脱臼しやすくなったりします。
その再脱臼を防ぐために、三角巾で吊った状態を、これも約一ヶ月ほど固定しながら生活を過ごさなければならなくなってしまいます。
どちらも凄く大変ですよね…
では、こうならないために何をすればいいのでしょうか?
●転倒を防いじゃおう
歩く前にまずは環境を整えましょう。
ヒールやサンダルなど、これらは正しい歩行をできなくする要素があるので、なるべく避けましょう。
もしできるのなら、自分の足にあってて、やや余裕がある靴や床からの衝撃をある程度吸収できるような靴などを履きましょう。
さて、歩き方ですが、まずは難しく考えず、カカトから着き手を振ることだけを意識して歩いて見ましょう。
きっとこれだけでも大きく変わって来ると思いますよ。
●まとめ
ここまで読んでくれてありがとうございます。
巻き爪は指の病気ですが、実際は指以外のところにも影響を及ぼします。
最初は少しくらいしか影響がありませんが、放っておくと徐々に問題が大きくなってしまいます。
なので、そうならないためには普段から自分ができることを見直してみてください。あなたに今後、転倒せず巻き爪で悩まない日々が来ることを願います。