巻き爪の爪切りを自分でやるための準備と切り方とは?
名古屋駅すぐにあります。
名古屋巻き爪フットケア専門院です。
今回は巻き爪の爪切りを自分でやるための準備と切り方とは?について解説していきたいと思います。
●やる前に基礎知識として
巻き爪の爪切りを自分でやるときは最低限の基礎知識が必要になってきます。
切り方一つで爪の状態、しいては巻き爪というのは大きく変わるためです。
例えばうちで施術したあとにちゃんと施術したとしても、正しい爪の切り方を身に付けていないと、また繰り返してしまう可能性が出てきてしまいます。
実際にいろんな人を見させていただいて思ったこととして、やはり爪切りが原因で巻いている人はいっぱいいます。
特に子供などは著明で、親がもともと深爪だったって子は親のやり方を引き継ぐので巻き爪になりやすくなります。
また、子供の爪って結構すぐに伸びてきます。
その伸びてくる爪に対して、ちょっと面倒くさいなと深めに爪を切る方法をしていると、深く切っていることが原因で巻き爪になりやすくなってしまいます。
このように爪は切り方一つで大きく関わってしまうので、最低限、自分を守る知識としては、やっぱり知っておいた方がいいのかなと思います。
今日はそんな爪の切り方についてお話をしていきますが、早く切り方だけ教えて!って方は3まで飛んでみてくださいね。
そうでない方は今回は基礎知識の方についてまず話していきます。
●実際に必要な物、便利な物
実際に爪を切るときにどんなものが必要か考えると、最低限必要なものとしてまず爪切り。もしくはニッパー。二つ目は、タオル。
この二つ+やすり。この3つが最低限必要な物です。
今どういった爪切りを使われているか分からないですが、結構日本だと鍬型というか、刃の方が丸まっている爪切りを使われている方が非常に多いです。
かくいう僕も、昔はそういうのを使っていました。
でも、実際は爪を切るときに、丸く切ってしまうと、爪っていうのはどうしても巻き爪に変形しやすくなってしまいます。
爪切りといっても、いろんなものが売っています。
まずは横切りタイプ。直線刃ってやつを使ってみてください。
実際に、例えば100均とかにも売ってます。
だけど、100均はやっぱり、やや切れ味が悪いかなと思います。
例えば、薬局さんとかにも結構○印とかメーカーものが売っていて、値段もそんなにかからないので、そちらの方をまず買われた方がいいのかなと思います。
実際に使って見るとニッパーはすごく便利ですし、僕みたいに人に対して切るっていうのはニッパーだと非常に楽です。
陥入爪の方に関してもニッパーの方が切りやすいかなと個人的には思っています。
なぜなら陥入爪の方は、どうしても横端の方がすごく刺さりやすくなっていて、直刃タイプで切っていると端っこの方がちょっと残ってしまい、その端っこが残ったまま伸びてくると刺さって痛くなってしまう時があります。
それに対してニッパーで切っていると、まず切り残しは無いです。なので、陥入爪の方に関してはニッパーの方がオススメかなと思います。
ニッパー自体もいろんな種類があります。
爪切り用、プラモデル用などいっぱいあると思いますが、個人的には刃がスパッと水平になっているような、両方動かした時に一致するようなニッパーが一番使いやすいのかな、と思いますが、自分の使いやすいやつを試してみてください。
タオルは切る時にできれば下の方に敷いといた方がいいです。
爪を切るときに結構粉みたいなのが飛んでいったりだとか、垢みたいなものが飛ぶときが結構あります。
なので、切る前にもし衛生面が気になるっていうのであれば、やはりタオルはあった方が良いと思います。
タオルがあると、爪を切った後に残骸を捨てやすく、ごみ箱の上で切ってみるっていうのもいいですけど、実際ちょっと切りにくいと思うので、できればタオルの上で足を置いた状態で切ってみるっていうのがベストかなと思います。
3つ目はやすりです。
やすり自体は本当にいろいろ種類があります。
例えば、細長いタイプ。
こういったタイプは、爪の下の方から削ることができるので、なかなか使い勝手は良いです。目自体は、もちろん、粗ければ粗いほど爪の方は削れます。
やすりは基本的に爪を横に切った後、端っこを落とすためにできれば使いたいです。
その状態を保てればいいのですが、こまめに爪の方を手入れしたいって方に関してはだいたい2種類。粗目のやすりと、細かいやすりを持っておくといいです。
何故なら、爪が伸びてくるときに毎回切るのもいいですが、それより手入れしたいんだったら、正直爪と皮膚が同じくらいの長さになった状態でそこからあまり長さが変わらないように、毎回やすりがけをするのは無難ですよね。
ただ、やっぱり難点があって、ちょっと面倒くさいです。
私は結構こまめに手入れするわって方はやすりの方が良いと思います。
やすり自体、本当にいろんな種類があって、ダイヤモンド加工とかすごい切れ味が良いやつがあったりだとか、今はガラスのすごい見た目が良いやすりとかもあります。
これも、洗うだけで何回も使えるタイプです。
もし、コスト的にもあまりかけたくないのっていうのであれば、直刃タイプの爪切りの裏の方に結構やすりがついていることがあるので、そちらの方を使われてもいいのかな、と思います。
ただ、こちらのやすりの場合っていうのはどうしても大きい固定状のところに引っ付いてしまっているので、結構細かいところ、下の方をけずったりだとか、爪の横端の方のちょっと皮膚が溜まりやすい場所をけずろうとしたときには難しいかもしれません。
なので、そういったデメリットがあるということは覚えておいて欲しいです。
今言ったものはできれば用意してください。
後は爪を切るときにあるといいものとしてはお湯です。
爪はできればお風呂上がり切ってほしいです。
爪っていうのは乾きやすいもので、今、例えば手の爪とかを見てください。
そうしたときに爪の方に透明で縦線みたいなものが入っていれば、それは乾いている証拠なんですね。
爪は乾きやすいので、普段からしっかりと保湿を行ってください。
爪は根元の方に爪母っていう水分が含まれているものがあるのですが、ここがしっかりと水分を保ったまま、潤いがある状態であれば、爪は柔軟性を保ちやすいです。
しかし、爪が乾いてしまうと柔軟性がなくなってしまって、例えば爪を切る時に割れてしまったりだとか、そういった事が起きやすくなってしまいます。
なので、理想的に言えば、お風呂上りに一番切ってほしいです。
それが、面倒くさいのであれば5分か10分くらい足を桶か何かの中にお湯を入れたものの中につけて、それを出した後に切るのが本当は一番いいです。
そうすることで割れを防ぎやすくなります。
また、爪を切った後にできれば爪の方は保湿してもらいたいです。
爪に対して何もしていない人って結構多いのですが、爪っていうのは解剖学的に言うと、皮膚のジャンルになります。爪は皮膚だと思ってください。
なので、爪に塗るクリームというのは、普段あなたが皮膚に塗っているものでいいです。
もし塗っていないようであれば、そこら辺の薬局さんとかでニベアなど手軽なハンドクリームが売っていると思います。
足の爪にハンドクリーム、っていうとなにか笑えて来ますけど、全然問題ないですし、しっかり保湿できるものなので、普段から塗ることによって、爪の方をしっかり潤いを作ってください。
そうすることによって、爪っていうのは変形しにくく、良い状態になります。なので、今言った方法をいろいろ試してみてください。
●爪の切り方
爪の切り方には良い切り方があります。
爪を見た時に、だいたい皮膚の一番てっぺんのところと、爪のところの長さがだいたい同じくらいの長さになるように真横に切ってください。
そうすると、真四角のような形に爪がなると思います。
そのままでも爪の成長には問題が無いのですが、そのままだとどうしても、歩くときとか、ストッキングを履くときなどに爪が引っ掛かってしまったり、爪の横側が、他の指の皮膚に刺さってしまって血が出てしまうことがあります。
そうなってしまうと困るので、そこの状態から、端っこだけをちょっと切って、そこをやすりがける様にしてください。
この、切り方を、スクエアオフといいます。
この形が、爪を切る時の基本になるので、ここは絶対に覚えておいてください。ここから切り方が変わってしまうと、爪っていうのは巻き爪になりやすくなってしまいます。
次の項目で、よくない爪の切り方についてお話していきます。
●よくない爪の切り方
よくない爪の切り方はいろいろとあります。
まず一つ目としては、山形です。
爪自体、先ほどお伝えしたように、できるだけ四角い状態に切るのが一番いいと言われています。
だけど、例えば爪の真ん中のところを頂点にして自然にあるような山のような形に切ってしまうと、爪っていうのは四角い時は自分が進む道っていうのがある程度決まっていますが、そこが無くなってしまうことによって、爪はどこに伸びたらいいか分からないっていう状態になってしまいます。
そうするとそれでもまっすぐ伸びて行く爪と、そうではなく巻いていってしまう爪が出てきます。
そうなってしまうと、巻き爪になる可能性も上がってしまって、あまり良い事はないので、爪を切る時っていうのは、今言ったとおりになるべく四角い形の方が良いと言えます。
なので山形に切らないように気を付けてください。
もう一つは、特によくない切り方として、切る時に段差があるような切り方っていうのは良くないです。
深爪の方に多いんですけど、伸びてきたときに端っこだけがちょっと当たって痛いからって切るとします。
その時にある程度、爪のところに段差ができてしまった場合というのは、伸びてくるときにそこの段差の場所が皮膚に刺さって結構出血を伴ってしまうことがあります。
このように出血を伴ってしまい、酷くなってしまうと肉芽というあまり良くないものを作ってしまう可能性があるので、段差は作らないようにしてください。
段差を作るぐらいならまっすぐな形にした方が良いです。山形は良くないですけど、段差よりはいいです。
なので、そこの点は気を特に付けてください。
また、特に厄介なのが深爪です。爪が皮膚に対して異常に短い爪。
これは爪自体がせっかく進行方向がある程度決まっているのに、全く進行方向が定まらなくなってしまいます。
そうなってしまうと、学生とかと一緒で、学生って小学校、中学校ってある程度進路が決まっていて、必ずだいたいそこを通ります。
でも、そこから選択肢として、高校に行ったり、色んな進路がありますが、爪の場合っていうのはだいたい、皮膚の手前くらいまでが中学校だとしたら、深く切り過ぎてしまうことにより、進路が広すぎてあまりよくない進路の方に向かっていってしまったりするときもあります。
なので、普段から爪を切る時には、深爪は特に気を付けてください。そして、いまもし深爪で悩んでいるようでしたら、ある程度の対策をするべきです。
●深爪でお悩みのかたへ
実際に今深爪で痛いって方。
深爪って本当に厄介で、最初のうちは痛いからって端の方を少し切っていただけだと思うんですよ。
でも、それが当たり前のようになってきて、痛いから切る、痛いから切る、っていうことをずっと繰り返してしまうことによって、爪っていうのはどんどん短くなっていってしまいます。
そうなってしまうと、先ほどいった通り、爪の方の進路が広くなってしまうので、ものすごく巻き爪になって食い込みやすくなってしまうんですね。
なので伸びてくるものを短い場所で、切っていくのはやっぱり良くない事なんですよ。
じゃあ切らないで、どういうやって良くしていけばいいかっていうと、まず方法として、一番簡単なのは、爪と皮膚の間にコットンを詰めてあげる事です。
そうすることによって、伸びてくる爪っていうのが食い込みにくくなります。
なので、まず今そういう風に深爪で悩んでいるのであれば、まず痛みが無い時にそうやってコットンを詰めてあげてください。
そうすることによって、爪っていうのはある程度持ち上げられ、刺さる可能性は低くなってきます。
そのまましっかり伸びてきて、それが例えば、皮膚より長くなれば、痛みとしては出にくくなります。
なので、今深爪ですごい悩んでいて、もうどうしようもないって思っている方がいれば、今言った通りに、まずコットンを詰めてみてください。
それが、頑張って皮膚の外まで出てくるように何とか頑張ってみてください。
そうすることによって痛みが改善されている方がやっぱり何十人もいらっしゃいます。
なので、まずそういった対応をすることをオススメします。
●まとめ
今日は巻き爪の爪切りを自分でやるための準備と切り方についてやってきましたがどうだったでしょうか?
爪切りって普段ほとんど何も考えずにやられると思います。
爪自体も、あ、伸びてきたなって思ったときにだいたい切っていると思います。
足の爪っていうのは、手の爪に比べて伸びが悪く、爪の根元が一番先端まで伸びてくるまでだいたい6か月から8カ月かかるっていわれています。
その時に季節も影響して、暖かい時期っていうのは爪が伸びやすいのですが、冬とか秋とかっていうのはちょっと伸びにくい状態になっています。
その爪の特性をわかった状態で、ある程度切っていくと、しっかりと維持できるのかなと思います。
爪自体、長すぎても良くなくて、結構乾きやすかったりだとか、横に巻くっていうよりは縦に巻くような状態になってしまうことがあります。
前の方から刺激が加わりすぎることによって、巻き爪以外にもすごく皮膚・爪の方が重なっていくような状態になっていく方もいらっしゃいます。
なので、普段からしっかりと爪を管理して、巻き爪になりにくい状態を頑張って保ってください。
そのために、今回お話したような、爪に対しての基礎知識っていうのがすごく必要になってきます。
これらは、実際に生きていく上で学校とかで教えてもらうことはありません。
でも、この知識を身に付けていかないと、いつでも巻き爪になるリスクがあるので、今回の内容はしっかりと自分で身に付けてください。
今回は、巻き爪や深爪の話もさせていただきましたけれど、それでも伸びてくるときに痛いっていう方がいれば、一人で悩まずにお気軽にこちらの方にご相談ください。
HPのLINE@の方でも相談も受け付けていますので、本当に気軽にご相談していただければなと思います。
では今回はこれで終わりとなります。最後までみていただき、ありがとうございました。
では、また!