えっ!?爪の乾燥から巻き爪に!?意外なその関係性
ズキズキと痛い巻き爪。
痛みに耐えるのも辛いし、普段から対策するのも大変ですよね。
この巻き爪。
一般的に、切り方が悪かったり、ハイヒールなどの靴を履くことによって、巻き爪になるとされています。
しかし、爪が乾燥して、その乾燥が巻き爪につながってしまうことがあることをご存知でしょうか?
今回はそんな乾燥と巻き爪についての関係性について一緒に見ていきましょう。
【目次】
●なぜ爪が乾燥するの?
爪は乾燥するということですが、そもそも爪は何で出来ているのでしょうか?
爪は硬いので、骨や歯と同じように作られていると思う方もいると思いますが、爪は実は皮膚であり、基本的には、たんぱく質で出来ています。
根元にある白い部分から爪は成長するのですが、この部分は多くの水分を含んでいます。
そのため爪は、水分と深い繋がりがあり、皮膚と同じく「水分と油」で保護されているのです。
なので、爪が乾燥するとさまざまな症状が出てしまうと言えます。
普段、顔や素肌は乾燥を防ぐためにさまざまなケアをしている方が多いとは思いますが、爪も皮膚の一部と聞くと同じようにケアしたくなりますね(笑)
ではなぜこの爪が乾燥しやすくなるのか?どんなものが特に影響するのでしょうか?
1.食器用洗剤
食器用洗剤は、食器についた油を落とすための成分が多く含まれているため、触れた場所の油分を奪ってしまいます。
また、食器を洗おうと、冷たい水に触ることでさらに油分を流してしまいます。なので食器を洗うときは、ゴム手袋を使うことをオススメします。
でもゴム手袋を使うと感覚が分からなくなるから嫌だわって方は、食器洗いが終わったらすぐに、クリームを塗るなどケアをしてあげて下さいね。
2.アセトン(除光液)
ネイルアートのジェルを落とすときに使うことがあるアセトン。ジェルを落とすというよりは溶かすことにより、ジェルを取り除きます。
そして、このアセトンは爪の中まで浸透することによってタンパク質などを溶かしてしまい、水分も蒸発させることがあります。そのため、頻回に使用しすぎないよう気をつけて下さいね。
3. 栄養不足
爪は先ほどお話ししたように、皮膚の一部です。そのため、頻繁に極端なダイエットなどを行ってしまうと、栄養が不足しがちになってしまい、健康的な爪ができなくなったり、乾燥してしまいます。
なので、肉や大豆など爪の主成分である「タンパク質」をしっかりとることが大切です。
また、皮膚や身体の輪郭を作る「ビタミンA」、爪の細胞を再生させる「ビタミンB2」、血行をよくする「ビタミンE」、赤血球をつくる「鉄分」などを摂取できるようなバランスよい食事がオススメです。
このように、ちょっとしたことで爪は乾燥してしまいます。
乾燥してしまうと爪の先端が薄くなり剥がれてしまう二枚爪になってしまったり、ささくれができてしまったり、爪がデコボコしたり、爪が巻き爪になってしまいます。
では乾燥を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
(上記成分を多く含むもの)
※タンパク質 ささみ、卵、納豆、チーズなど
※ビタミンA モロヘイヤ、にんじん、パセリなど
※ビタミンB2 レバー、まいたけ、さばなど
※ビタミンE 大根の葉、落花生、アボカドなど
※鉄分 カツオ、マグロ、ほうれん草など
●爪の乾燥を防いじゃおう!!
爪の乾燥を防ぐにはちょっとした意識を持つことと保湿、マッサージをこまめに行うことが有効と言えます。
具体的には、食器洗いのときはゴム手袋を使う。
普段から食事のバランスを考えて食べる。
爪が乾いているのかな?と思ったら小まめにオイルや保湿クリームを使い保湿する。
などです。
また、マッサージを行うことで血行が良くなったり、代謝が活性化し、爪の成長を促してくれます。
小まめに行ったり、特に血行が良くなっている風呂上がりに行ってみるのも効果的なのでオススメです。
●まとめ
このように爪が乾燥することによって、巻き爪やその他の症状も誘発してしまいます。
大事なことは、どのようなことをすると爪が乾燥しやすいか、どのようにケアするかを普段から意識して乾燥しないよう対策を小まめに行うことです。
それでも乾燥するようなら、デパートなどの化粧品屋さんなどに相談してみるといいでしょう。もし、巻き爪でお悩みの場合は早めに専門家に相談して下さいね!それでは!!