妊婦は巻き爪が悪化する!?驚きのその理由とは!?
こんにちは!名古屋巻き爪フットケア専門院です。
最近、妊娠している初めて来院された数名から、以前から巻き爪で悩んでたけど、最近痛みが強くなったから来たんだよね。という話を何件か伺いました。
実は、巻き爪は体重が増加することによって酷くなりやすいです。
なぜなら、体重が増加することによって、爪にかかる圧力が大きくなってしまうので、爪への負担も必然的に上がってしまうからです。
また、純粋に体重が増えることにより、爪自体は変わらなくても、指の体積が大きくなることにより、身体に食い込んだりしてしまいます。
このように体重が上がることで身体に影響が起きてしまいますが、そもそも巻き爪ってどうしてなってしまうのでしょうか?
●巻き爪とは
巻き爪とは、足の親指に起こることが多く、爪の端っこが中の方に巻いてしまう状態のことを言います。
幅広い年齢の方がなりやすく、非常にたくさんの方が悩んでいる病気と言えます。
この巻き爪になってしまうと爪の部分が身体の中に食い込んで痛んだり、そこが酷くなってしまうことによって赤く腫れたり、化膿してしまったりします。
そうなってしまうと日常生活でも困ることが多く、例えば、靴を履くときや歩くときに毎回指の部分に衝撃が加わり痛んだり、見た目が悪くなっているので、人前に素足を出しにくくなったりしてしまいます。
原因も様々ありますが、今回は体重に関してお話ししていきます。
●体重の指標
先ほどもお話ししましたが、体重が増加することによって、爪にかかる圧力が大きくなってしまい、爪への負担も必然的に上がってしまいます。
では、どれくらいの体重なら負担がかかりにくいでしょうか?
一般的に体重の指標を表すものにBMIというものがあります。
このBMIはボディマスインデックスの略で、この身長ならこれくらいの体重かな?というものを数値で表すもので、絶対的なものではありませんが、大まかな指標となります。
数字としては、22が理想の数字と言われており、ここから外れれば外れるほど理想的な体重と異なり、数字が25以上の場合は一般的に肥満という判定になってしまいます。
つまり、22より数字が上がれば上がるほど負担がかかりやすいといえ、25以上だと大きく負担がかかると言えます。
気になるその計算方法ですが、自分の体重から身長の二乗を割るものです。
体重÷(身長×身長)
自分の身長が153センチメートルで体重46キロの場合
46÷(1.53×1.53)=19.65
つまり、BMIは19.65なのでやや痩せ気味ということです。
この方の場合、適正体重は約51.5キロです。
もし体重が58.5キロになってしまうと、BMIは25になるのでそれ以上の体重であれば、肥満といえ、特に負担が大きいと言えます。
負担が大きいとそれだけ巻き爪の症状も酷くなったり、進行しやすくなってしまうので、最近体重が増えたなと思ってる方や妊娠して体重が増えた方は、それが原因になっている可能性も高いと言えます。
●対策
ではその巻き爪、いったいどんな方法があるでしょうか?
おおまかに分けると病院と専門院、この二つに分けることができ、病院の場合、基本的には手術という方法になりやすく
・痛みが強いため麻酔を使う場合が多い
・施術期間が短い
・保険が適応される施術がある
などの特徴があります。
もう一方の専門院の場合は、ワイヤーやプレート施術など矯正を基本とした方法になりやすく
・再発率が低い
・痛みに即効性があるが、矯正までやや時間がかかる
・施術自体の痛みがほぼない
などの特徴があります。
例えば、痛みに強かったり、保険を使いたい方は病院。
逆に、痛みに弱かったり、麻酔を控えたい方は専門院。
など、自分に合っている方を選んでみてくださいね。
●まとめ
このように、体重が増加することによって巻き爪にはさまざまな負担がかかります。
体重が増加することで巻き爪だけではなく、身体にも影響を与えるので、適正な体重を保つことは非常に重要なことといえます。
しかし、体重ばかりに気を取られず、そもそもなぜ巻き爪になってしまったのか?という根本的な原因をみつめないとまた、巻き爪をぶり返してしまう恐れがあります。
なので、原因をしっかりと見つけ出し、今後この記事を読んで下さったあなたが巻き爪で悩まれないことを願います。