陥入爪とは?原因・治療・予防法など解説!

巻き爪の原因
鏡味 拡樹

ブログ著者:鏡味 拡樹

柔道整復師の国家資格やフットケアの専門資格を保持する、名古屋の巻き爪専門家

爪の病気はいろいろありますが、丸く湾曲している巻き爪はよく知っているけれど、陥入爪(かんにゅうそう)と指摘されて、どんな爪の病気なのかと不安になっていませんか?

 

自覚症状があるにもかかわらず陥入爪を放置してしまうと、強い痛みに悩まされるだけではなく、指を切断する原因になってしまうこともあるのです。

 

こちらでは、陥入爪の原因や治療方法、予防方法について解説いたします。

 

陥入爪とは?

陥入爪とは、爪の角が皮膚に刺さって炎症を起こしてしまう状態をいいます。

 

陥入爪は早くから痛みが強いわけではなく、徐々に痛みが増していきます。

 

陥入爪を放置していると、爪が刺さって傷ついた部分に炎症が起こり、細菌が入って感染が起きてしまい、痛みや赤み、腫れがひどくなり、少し触れただけでも痛むようになってしまうのです。

 

爪が刺さってできた傷から細菌が感染すると、爪の横の皮膚が盛り上がって肉芽組織(にくげそしき)が生じるようになります。

 

この肉芽組織から膿の汁などが垂れて周囲の皮膚がただれ、さらに爪が食い込んでしまうという悪循環が生じてしまうのです。

 

陥入爪が自然に治ることはほとんどなく、肉芽は出血しやすく、放っておくとどんどん大きくなってしまうことが多いのです。

 

参考:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/…/

 

陥入爪の原因

爪を短く切り過ぎたり、足に合わない窮屈な靴を履くことで、陥入爪が発症したり悪化したりする原因となります。

 

深爪をすると皮膚よりも爪が短くなるので、皮膚と爪に段差ができ、爪が皮膚にめり込んでしまいます。

 

爪が伸びてくると、爪が盛り上がった皮膚にあたってまっすぐ伸びなくなり、とがった爪が皮膚に刺さって、陥入爪になってしまいます。

 

さらに、合っていない靴を履き続けると、爪が両側から圧迫され、爪の側面は巻くようになり皮膚に食い込んでしまいます。

 

特に、先の細いパンプスを履くと、陥入爪になりやすくなります。

 

参考:

https://ebisu-keiseibiyou.jp/plastic_surgery/menu/ingrownnail/

 

陥入爪の治療方法

陥入爪の治療としては、抗生剤の服用やテーピングなどによる対症療法、矯正治療、手術治療などがあります。

 

どの治療を選んでも、皮膚に食い込んだ爪を皮膚から離して圧迫を減らすことが大切です。

 

痛みを取り除く簡単な方法は、コットンを挟むコットンパッキングやテープで皮膚を引っ張って、爪から皮膚を離すテーピング法などがあります。

 

膿が出ていたら、きれいに洗い流して清潔にしましょう。

 

参考:

https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/812-150

 

抗生剤やテーピングなどによる対症療法を行ってもよくならない場合は、形状記憶ワイヤーなどを使った矯正治療を行います。

 

矯正治療でも治らない場合や症状が強い場合は、フェノールという薬剤を新しい爪を生産している爪母(そうぼ)に塗布して、皮膚に食い込んでいる部分の爪が生えてこないようにする手術治療などが適応になります。

 

参考:http://cocoro-hihuka.com/ingrownnail.html

 

陥入爪と巻き爪の違いについて

陥入爪と巻き爪はよく間違えていることが多いのですが、陥入爪は爪の両端が指の皮膚に食い込んでしまう症状。

 

巻き爪は爪が丸く曲がって指の皮膚を巻き込んでしまう状態で、巻き爪から陥入爪が併発することもあります。

 

陥入爪は爪が皮膚に刺ささったようになりますが、巻き爪は爪が内側に横方向に向かって丸まっていきます。

 

陥入爪の治療費はどれぐらい?保険は適用される?

保存療法であるワイヤーなどを使って行う矯正治療は保険適応外で自費負担となり、各専門院で料金が異なります。

 

フェノール法などの手術療法は保険診療が可能で、3割負担で手術代は4,200円ほど、その他、手術後通院が必要なので初診料や再診料、処方料、薬剤料がかかります。

 

陥入爪の予防方法について

陥入爪を予防するためには、陥入爪になる原因を減らすことが大切なのです。

 

まずは爪を短く切りすぎないように爪を切り、自分に合った靴を履きましょう。

 

爪の先の白い部分を残すように爪の先端と指の先端が同じ長さになるように爪を水平に四角く切ることで、陥入爪を予防できます。

 

小さすぎる靴、大きすぎる靴は陥入爪の原因になりますので、足にフィットした靴をはきましょう。

 

女性の場合は、かかとの高いハイヒールなども爪に過剰な負担がかかりやすいので注意しましょう。

 

陥入爪を放置するとどうなる?

大げさかもしれませんが、陥入爪を放置すると指を切断することもあるのです。

 

皮膚に爪が食い込んで起きた炎症を放置すると化膿し、化膿している状態を放置すると、細菌が傷口に入り込んで、骨に細菌が入ってしまい骨を溶かす病気である骨髄炎になってしまうのです。

 

骨にまで細菌に到達して骨髄炎になってしまうともう遅いのです。

 

放っておくと激しい痛みに悩まされますし、指を切断するケースは少ないのですが、化膿した場合は、早めに化膿の治療をはじめましょう。

 

まとめ

陥入爪とは爪が皮膚に刺さったような状態で、テーピング法や矯正治療、手術治療などたくさんの治療法があります。

 

足が健康で快適な生活を送るためにも、ちょっとした爪の病気だからと軽く考えずに、痛みがひどくなる前から爪の切り方、靴の選び方に注意して予防しましょう。

 

悪化するほど治るまでに時間がかかってしまいますので、陥入爪かもと思ったら、専門家に相談して、自分に合った治療をはじめてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

鏡味 拡樹

「名古屋巻き爪フットケア専門院」院長|柔道整復師(国家資格)

鏡味 拡樹

元Jリーグトレーナーや同業者も推薦する、名古屋の巻き爪専門院 院長。
皮膚や爪を切ることなく、根本的な原因から巻き爪を解消する施術を行う。
1回で痛みが取れることから、名古屋で巻き爪に悩む人々に人気の施術法となっている。

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