陥入爪とは? 陥入爪に対する対処法など解説
爪の病気はいろいろありますが、丸く湾曲している巻き爪はよく知ってるけれど、陥入爪(かんにゅうそう)と指摘されて、どんな爪の病気なのかと不安になっていませんか?
自覚症状があるにもかかわらず、陥入爪を放置してしまうと、強い痛みに悩まされるだけではなく、指を切断する原因になってしまうこともあるのです。
こちらでは、陥入爪の原因や治療方法、予防方法について解説いたします。
まず陥入という言葉の意味として「陥入=はまりこむこと」となります。
つまりシンプルに解釈すると爪が皮膚にはまりこむことを指し、爪が皮膚にはまりこむと当然皮膚に刺さりやすくなり、痛みや炎症症状などを起こしてしまいます。
放置することなどにより細菌感染をおこすと横の皮膚が盛り上がっ て肉芽組織(にくげそしき)が生じるようになります。
この肉芽組織から膿の汁などが垂れて周囲の皮膚がただれ、さらに爪が食い込んでしまうという悪循環が生じてしまうのです。
主に足の親指に起こることが多く、最初の方は軽い痛みでも爪が伸びることにより痛みも増していくことが多いため思っている以上に厄介なものだと言えます。
今回はそんな陥入爪について
・陥入爪の対処法など
・陥入爪と病院
・陥入爪のあれこれ
などについて紹介していきます。
陥入爪の治療方法としては、抗生物質が入っている軟膏を使用したりテーピングなどにより皮膚にアプローチするような対症療法。
爪自体に何らかの方法を用いて矯正を行う矯正法などがあります。
どの施術を選んでも、皮膚に食い込んだ爪を皮膚から離して部位に対する圧迫を減らすことが大切と言えます。
痛みを取り除く簡単な方法として、コットンを爪と皮膚の間に挟むコットンパッキング法やテープを使うことにより爪から皮膚を保護するテーピング法などがあります。
もし痛みがある部分などに膿が出ているようだったら、きれいに洗い流して清潔の状態を保つように心がけましょう。
その他の陥入爪に対する対処法などはこちらを参考にしてください→陥入爪の対処法など
またすぐにできるものとしてはこちらの動画を参考にしてみてくださいね。
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病院では主に抗生物質の服用や爪に対する部分切除、矯正法などがあり、肉芽の場合は液体窒素などを使い処置することもあります。
部分切除などでも治らない場合や症状が強い場合は、フェノールという薬剤を新しい爪を生産している爪母(そうぼ)に塗布して、皮膚に食い込んでいる部分の爪が生えてこないようにする手術治療などが適応になります。
爪自体が解剖学的には皮膚として扱われることから皮膚科がメインとなりますが、整形外科、外科、形成外科、ときには内科で対応している病院もあります。
また、内容や症状によって保険や料金なども異なるので病院にかかる際は事前にリサーチしてからいくことをお勧め致します。
その他、陥入爪にたいしての疑問や違う視点の記事例えば
・効果的な軟膏
・ようじ
・クエン酸
など陥入爪に対してのあれこれを集めましたので気になるものがあればぜひ、みてみてくださいね。
今回は陥入爪について
・陥入爪の対処法など
・陥入爪と病院
・陥入爪のあれこれ
などをまとめてみました。
陥入爪で痛いのは辛いですよね。
痛みがある場合は早めに対処していい状態を保てるように心がけましょう。
今回の記事があなたの役に立てればと思います。