陥入爪や巻き爪がひどいと手術をすすめられることも。
陥入爪はフェノール法という手術がよく行われますが、どのような手術で痛みはどのくらいあるのでしょうか。
他にもフェノール法の手術後の痛みや、痛み止めはもらえるのかなどいろいろと陥入爪の手術には疑問がありますよね。
そこで今回は陥入爪の手術方法や痛み、手術後に気を付けたいポイントについてご紹介いたします。
陥入爪は痛みにつながる
陥入爪は爪が丸まって皮膚に食い込み、傷ができたり炎症したりして痛みに繋がります。さらに悪化すると肉芽ができることも。
炎症や肉芽ができることで足指が腫れあがり、さらに爪が食い込むため痛みはひどくなります。
陥入爪の痛みで足指を上げて歩くことで体のバランスも崩れ、膝や腰など体全体に悪影響を及ぼします。
参考:http://www.aichi-med-u.ac.jp/keiseigeka/kanyuso.html
陥入爪の手術フェノール法について
多くの病院では重症の陥入爪の方は手術をすすめられることも。
陥入爪の手術にはいくつか種類がありますが、フェノール法と呼ばれる手術をする病院が多いようです。
陥入爪の軽症の方は皮膚に食い込んでいる爪の部分を切り取る手術で終わります。
フェノール法はさらに爪を作る素となる細胞をフェノールという薬品で焼くので、焼いた部分は新しい爪が生えてきません。
両端部分は爪が生えてこなくなるので、爪は以前より細くなります。
フェノール法で手術をする手順
フェノール法の手術ははまず陥入爪の足指の付け根に麻酔を注射。
次に出血予防のため、足指の付け根をゴムバンドなどで締めます。
巻いて食い込んでいる部分の爪を根本(爪母)から切除し、同時に再発しないために爪母にフェノール液を使って焼却処理をします。
患部を洗浄して包帯を巻き終了です。
手術時間は10分~30分くらいで終了するところが多いようです。
参考:https://www.kyokuto.or.jp/departments/busho/shinryouka/other/kannyusou.pdf
陥入爪の手術費用はどれくらいが目安?
陥入爪の手術費用は病院によって異なります。
陥入爪の手術は保険適用されますが、3割負担の方で指1本につき8,000円~10,000円程度のところが多いようです。
術後の薬代も入っている病院もありますが、別途費用が必要なところも。
また手術代以外にも初診料、処方箋料、術後の経過をみるときに再診料なども必要になります。
参考:https://beauty.hs-c.ne.jp/nail-ope/
手術の痛みはどの程度?歩いて帰れる?
陥入爪の手術の痛みはどの程度か気になりますよね。まず手術するときに麻酔を打つのでその痛みがあります。
手術中は麻酔が効いているため痛みはありませんが、手術後に麻酔が切れてくると痛みがでてきます。
多くの方は術後の痛みがあっても、陥入爪で皮膚に爪が食い込む痛みがなくなり楽になったと実感する方が多いようです。
手術中の麻酔は2時間ほど効いているため、終わった後もあまり痛みを感じずに歩いて帰ることはできます。
しかし包帯を巻いているため、帰るときは靴を履くのではなく、大きめのサンダルがいいでしょう。
参考:https://mitakahifu.com/makizume-faq/
手術後に痛み止めはもらえる
陥入爪の手術をしてから2時間ほどは痛み止めが効いているためあまり痛みは感じません。
麻酔が切れた後は痛みを感じる方もいますので、手術後に痛み止めをもらえるところは多いです。
痛みは手術日当日から翌日くらいまで続く方が多いようです。
手術後に気を付けたいポイント
手術後の過ごし方は病院によって言われることが違います。
お風呂に入っても良いというところ、手術当日はシャワーのみと言われるところ。
陥入爪の手術後の翌日や翌々日に手術確認して終了するところや、さらに1週間後に病院で処置するところなどさまざまです。
手術後の過ごし方などはきちんと病院に確認しましょう。
また陥入爪の手術後痛みから解放されますが、再発しないとも限りません。
手術後も足に合わない靴を履いていたり、足指に負担をかける歩き方をしていると再び陥入爪になることも。
病院によっては、手術後は先のとがった靴やヒールの高い靴を履かないよう、運動をしすぎないように注意されるところもあります。
好きな靴を履いて好きに運動をしたい方は、フェノール法などの陥入爪の手術をする前に専門院で根本的な原因を見つけましょう。
巻き爪の専門院ならなぜ陥入爪になったのか、一人ひとりの症状を見て原因を探し出します。
また、陥入爪の手術をせずに痛みのない施術で改善し、再発もなく好きな靴を履いている方も多くいらっしゃいます。
フェノール法などの手術をせずに陥入爪の改善をしたい方、痛みのない施術をお望みの方は名古屋巻き爪フットケア専門院にご相談くださいね。
まとめ
陥入爪や巻き爪が重症化し炎症や肉芽ができると手術をすすめられることも。
陥入爪の手術はフェノール法がよく行われ、巻いている部分の爪を切り取った後、爪を作る細胞をフェノール液で焼きます。
皮膚に食い込んでいる部分がなくなるため痛みがましになるという手術です。
フェノール法の手術時間は長くて30分ほどで、2時間くらいは麻酔が効いているので痛みはあまり感じません。
麻酔が切れると痛みが出ることもありますが、痛み止めを処方されることが多いのと、陥入爪による皮膚の食い込みがなくなっているため、手術以前より痛みを感じる方は少ないようです。
しかし陥入爪の手術をしたからといって、再発しないとも限りません。間違った足指の使い方や足に合わない靴を履くことで再発することも。
ずっと好きな靴を履きたい方、手術をせずに痛みなく陥入爪の改善をしたい方は、名古屋巻き爪フットケア専門院にご相談ください。
陥入爪の原因を探し出して痛みのない施術をし、再発しないように一人ひとりに合ったアドバイスをしています。
陥入爪の改善のためには手術以外の選択肢も専門院にはありますので、ご自身の希望に合ったところを探してくださいね。