爪の端の部分が皮膚にくい込んで、炎症や痛みが生じる「陥入爪」。
痛みがそれほどでもない場合は、自然治癒を期待して陥入爪を放置している人も少なくありません。
しかし、陥入爪は何もせず放っておくと、症状が悪化してしまうケースも多いので、早めに対処することが大切です。
手術などはできるだけ避けたいという方は、自然治癒力を活かした治療を選ぶのもひとつの手。
そこで今回は、陥入爪は自然治癒するのか、陥入爪を放置するとどうなるのか、自然治癒力を活かした治療法や陥入爪の予防法について解説いたします。
陥入爪は自然治癒する?
陥入爪とは、爪甲の端が皮膚にくい込み、炎症や痛みが生じる状態のこと。
最初のうちはあまり痛みがないので、陥入爪になっていることに気づかずにいることも多いようです。
陥入爪は、放置しておいても自然治癒するのでしょうか?
結論から言うと、陥入爪が自然治癒することはほとんどありません。
陥入爪になったということは、陥入爪を引き起こす何らかの原因があるということ。その原因を解消しない限り、陥入爪が自然治癒することは期待できません。
むしろ、間違った爪の切り方や歩き方、靴の選び方などを続けることで、症状が悪化する可能性が高くなります。
陥入爪になったら、自然治癒を期待するのではなく、早めに対処することが肝心です。
参考:http://www.sandstoneshoreline.com/entry45.html
自然治癒力を活かした陥入爪の治療方法について
陥入爪が自然治癒することはあまり期待できませんが、自然治癒力を活かした治療を受けるという選択肢があります。
自然治癒力を活かした治療とは、「VHO」と呼ばれる、ワイヤーを使った巻き爪矯正のこと。VHOは、爪の両端にワイヤーをかけ、中央で巻き上げて固定する矯正方法です。
VHOの特徴を解説しましょう。
皮膚にくい込んだ爪をワイヤーの力によって、元のように平らな状態に矯正していく治療法がVHOです。3~4か月ごとにワイヤーを付け替え、およそ半年から1年ほどかけて矯正を行います。
ワイヤーを使ったもうひとつの巻き爪矯正「マチワイヤー法」は、爪の先にワイヤーを通すための穴を2か所あけなければなりませんが、VHOはその必要がありません。
そのため爪を損なうことなく、爪が短くても矯正可能です。
ワイヤーを装着すると早い段階で、陥入爪による痛みが緩和されます。
また、手術で爪を切除すると爪の幅が狭くなるというデメリットがありますが、VHOでは爪を切ったりせずに、本来の自然な爪の形に戻していきます。
自然治癒力を活かした矯正なので、体に負担をかけずに健康な爪をとり戻すことが可能です。
参考:https://honda-iin.com/nail/
参考:https://sagara-seikei.com/nail/
参考:https://www.g-clinic.com/original6.html
陥入爪を放置してしまうとどうなる?
陥入爪を放置すると、自然治癒するどころか症状が悪化してしまいます。では、陥入爪が悪化するとどうなるのでしょうか?
炎症を起こす
陥入爪の痛みは、爪がくい込んだ部分が炎症を起こすことによって生じます。
爪の周囲が赤くなって腫れ、痛みに悩まされるように…。
化膿
爪がくい込んだ部分が細菌に感染し、化膿してしまうことがあります。痛みも強くなるため、靴が履けない、歩くのがつらいといった悩みも。
肉芽
爪の周囲に赤く盛り上がった「肉芽」を生じ、強い痛みを伴います。
肉芽は出血しやすく、膿が溜まることもあります。
体のバランスの崩れ
痛みをかばって不自然な歩き方をしていると、骨格のゆがみや体のバランスの崩れをまねきます。それが原因で膝や腰、背中、肩などに痛みが生じることもあるので、注意しましょう。
陥入爪・巻き爪は放置せずに専門院へ相談を
陥入爪や巻き爪を放置して悪化すると、強い痛みによって歩行困難になるなど、日常生活に支障をきたすおそれがあります。
また、陥入爪・巻き爪が重症化してしまうと、治療に時間もお金もかかるようになります。そうならないためには、症状が軽いうちに専門院に相談することが大切。
早めに矯正を始めれば、それだけ短期間で改善しやすいのです。
専門院には、自然治癒力を活かした巻き爪矯正を行っているところもあります。
なるべく体に負担をかけずに陥入爪や巻き爪を改善し、健康な爪に戻したいという方におすすめです。
陥入爪はなぜ起こってしまうのか?
陥入爪の一番の原因は、深爪です。
爪を短く切りすぎると、歩行時に地面からかかる圧力によって爪先の肉が盛り上がり、爪が真っ直ぐに伸びることができなくなくなります。
すると、爪が厚みを増したり、皮膚にくい込んだりして陥入爪や巻き爪を引きおこしてしまうのです。
さらに、陥入爪になるとくい込んだ部分が痛むため、爪の角を爪切りで切ってしまう人が多いのですが、これがさらに陥入爪を悪化させます。
一時的に痛みが和らぎますが、爪が伸びてくると再び皮膚にくい込んでしまうからです。
また、残った爪の角の部分が棘のようになり、皮膚に突き刺さっていることもあるので注意しましょう。
そのほかに、先の細い靴やサイズの合わないきつい靴も陥入爪の原因のひとつ。靴によって爪が圧迫されることで、爪がくい込んだり巻いたりしやすくなるのです。
爪先に力が加わる運動やつま先を強くぶつけることなども、陥入爪を引き起こす原因となることがあります。
参考:http://www.araoto.net/tumor/
陥入爪の予防方法
陥入爪は予防することが可能です。
日常生活の中で取り入れていきたい、陥入爪の予防方法をご紹介しましょう。
1.正しい爪の切り方を知る
爪の中央が長く角が短い爪の切り方はNGです。
白い部分を残して指先と同じくらいのところで、真っすぐに切ります。
角の部分は軽くやすりで整える程度に留めましょう。
2.足指を圧迫しない靴を選ぶ
先のとがった靴やハイヒール、サイズのきつい靴、大きすぎる靴は避けましょう。
かかとや甲まわりがフィットしており、爪先に1~1.5㎝くらい余裕のある靴が理想です。ジャストサイズに調節できる紐靴もおすすめ。
3.正しい歩き方を身につける
片足をまっすぐに踏み出してかかとから着地し、足の裏の外側、小指のつけ根、親指のつけ根へと重心を移動させます。
最後に親指を中心に足指でしっかりと地面を蹴り出します。
スムーズな重心移動と足指で地面を蹴り出すことが、正しい歩き方のポイントです。
参考:https://www.kitasendai-hasegawa.clinic/makidume/
陥入爪は名古屋巻き爪フットケア専門院に相談を!
陥入爪のお悩みは、名古屋巻き爪フットケア専門院にご相談ください!ここは、巻き爪に特化した専門院です。
自然治癒力を活かした巻き爪矯正を行っており、陥入爪や巻き爪を元のような健康な爪へと改善します。
爪を損なうことなく、痛くない矯正方法で、1回目の矯正から陥入爪による痛みがかなり楽になるのが大きなメリットです。
名古屋巻き爪フットケア専門院の特徴は、巻き爪矯正とあわせて再発防止対策も行っていること。せっかく矯正によって陥入爪が改善しても、原因がそのままでは再発する可能性も…。
名古屋巻き爪フットケア専門院では、弱ってしまった足指の機能を回復するための足指体操をマンツーマンで行っています。
また、足をかばって歩くことで生じる体の歪みの矯正も行っているので、体全体のバランスが整い、膝痛や腰痛などもスッキリ!
足指を使った正しい歩き方ができるようになると、再発防止につながります。
陥入爪に気づいたら放置せずに、早めに名古屋巻き爪フットケア専門院までご相談くださいね。
まとめ
陥入爪とは爪の端が皮膚にくい込んで炎症を起こす病気で、深爪や間違った靴選びなどが原因です。陥入爪は、自然治癒することはありません。
陥入爪を放置すると、症状が悪化して痛みが強くなったり、化膿や肉芽が生じたりするので、早めに対処することが大切です。
陥入爪の治療には、自然治癒力を活かしたVHOという矯正方法があり、体に負担をかけずに、健康で自然な爪へと改善することができます。
矯正自体には痛みがなく、1回目の矯正で陥入爪や巻き爪による痛みがかなり楽になるというメリットがあります。
自然治癒力を活かした巻き爪矯正を受けたい方は、名古屋巻き爪フットケア専門院がおすすめ!巻き爪矯正とあわせて再発防止対策にも力を入れているのが特徴です。
巻き爪にお悩みの方は、お気軽に名古屋巻き爪フットケア専門院までご相談ください。