陥入爪は痛んだり出血したりする以外に、悪臭がしたり炎症や化膿も起こしたりするので、早く治すことをおすすめします。
軽症の場合は、テーピング法やコットンパッド法といった、セルフケアで対策することもできますが、自分で行うケアに自信がない場合や確実にしっかりと治したい場合は、病院で処置や治療を受けましょう。
陥入爪は放置すると、どんどん悪化し、手術が必要になることもあるので、できるだけ早いうちの対処が重要です。
でも、陥入爪の治療は何科の病院へ行けば良いのか、保険は使えるのかなど、疑問に思うことが結構ありませんか?
この記事では病院で行われる陥入爪の処置や治療の注意点などをお伝えします。
専門院での施術についても触れるので、参考にしてくださいね。
病院の陥入爪治療は保険が効かないものも多い
病院で病気やケガの治療を受けると大抵は健康保険が使えますが、陥入爪は健康保険が使える治療と使えない治療があります。
健康保険がきけば1~3割のみの自己負担で治療が受けられますが、健康保険がきかないと治療費用の全額を自分で支払わなければなりません。
たとえば、美容整形手術には健康保険は使えませんよね。
同じように、歯の治療で目立たないように特殊な素材や技術を用いると、健康保険適用外となる場合があります。
まだ承認されていない最先端の医療を受ける場合なども、健康保険は効きません。
しかし、医療機関で受ける治療の多くには、健康保険が使えます。
陥入爪の治療は、以前からあり、広く一般的に行われている治療でも健康保険が効かないものがあります。
ワイヤーやプレートを使って変形した爪を矯正する治療法は健康保険適用外になっているので、注意してくださいね。
参考:https://nagai-bsc.com/course/makizume/knowledge/2020/220/#4
病院の受診する科によって処置の方法が異なるケースも
陥入爪の治療が受けられるのは何科の病院でしょうか?
皮膚科や整形外科、形成外科など、色々な科が思い浮かびますよね。
接骨院でも巻き爪や、巻き爪に伴う陥入爪の治療を行っているところがあります。
陥入爪は科によって、受けられる治療が異なります。
そのため、どんな治療を望んでいるかで受診する科・医療機関を決めなければならないことに注意しましょう。
手術が必要な重度の陥入爪は病院がおすすめ
陥入爪は軽度であれば多くの場合、爪の両側を広げて、食い込まないようにテープで固定するテーピング法や、爪と皮膚の間に小さく丸めたコットンを挟み込むコットンパッド法での治療が可能です。
テーピング法やコットンパッド法はセルフケアでも行えるので、なりかけや初期のうちであれば是非すぐにやってみましょう。
陥入爪は進行して症状が進むとズキズキとした激しい痛み、出血、悪臭、炎症、化膿も引き起こします。
早めに対処すれば悪化して足先がボロボロの状態になり、靴が履けなくなったり歩けなくなったりさせずに済みますよ。
進行が進んでしまうと、陥入爪は病院で治療を受けなければ治せないようになります。
爪が深く食い込むことによって皮膚が傷つき、肉芽ができたり炎症が起きたり化膿したりするからです。
こういった症状もそれほど酷くないうちであれば抗生物質や軟膏を使って対処し、ワイヤーやプレートで爪を矯正することで治療できますが、悪化の状況によっては手術が必要になります。
手術はワイヤーやプレートを使う治療法よりも危険度が高く、相応の設備も必要です。
大きな病院など、しっかりとした医療機関を受診しましょう。
参考:https://epark.jp/medicalook/ingrown-nail-treatment/
参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11101154161
専門院では痛みの少ない方法のケアも受けられる
陥入爪対策は巻き爪専門院でも受けられることをご存知ですか?
巻き爪専門院では、独自に開発した施術方法などで、巻き爪の改善を図る専門的な施設です。
特化しているため、巻き爪に対して豊富な知識や経験を持ち、一人ひとりに合った方法で巻き爪や陥入爪を改善へと導きます。
巻き爪専門院の大きな特徴には、痛みのない施術を行っているところが多い点が挙げられます。
病院では治療が第一に優先されて、痛みや苦痛に対する配慮は二の次にされがちですが、専門院では痛み・苦痛を極力少なくする工夫がされています。
痛みに弱い方はとくに、病院での治療より専門院での施術の方が向いているかも知れませんね。
足に負担がかかりにくい歩き方や全身のバランスを整えることも可能
また専門院では、巻き爪や陥入爪そのものを改善するだけでなく、そうなってしまった原因を取り除き、足の健康を守る施術・指導も行っています。
巻き爪の原因の大半は爪の切りすぎ・深爪とされていますが、足にかかる過度の負担が爪の変形を生じさせているケースも少なくありません。
間違った歩き方や全身のバランスの悪さが足への負担を重くしているため、これらを矯正することで足にかかる負担が軽減でき、爪の変形を生じさせないようにすることができます。
足への負担が巻き爪の原因だと考えられる場合は、専門院へ相談してみることをおすすめします。
参考:https://makitume-nagoya.com/menu/
まとめ
陥入爪、陥入爪を伴う巻き爪は軽商であればセルフケアで改善が望めますが、悪化して症状が進行した場合は、病院で治療を受けて治す必要があります。
病院での治療方法には、変形して皮膚に食い込むようになった爪をワイヤーやプレートを使って矯正する方法や、手術などがあります。
科によって治療が異なる場合があり、また健康保険が効くものと効かないものがあることに注意してくださいね。
陥入爪は巻き爪専門院で改善を図ることも可能です。
痛くない方法で改善したい、歩き方など根本的な問題を解消したい場合に、専門院はおすすめですよ。自分に合った方法で、陥入爪を治してくださいね。