巻き爪の治療費はどれぐらい?保険は適用される?

巻き爪
鏡味 拡樹

ブログ著者:鏡味 拡樹

柔道整復師の国家資格やフットケアの専門資格を保持する、名古屋の巻き爪専門家

巻き爪の治療を受けたいと思っていても、やはり気になるのは治療費です。

 

巻き爪の治療にはどのような方法があり、それぞれの治療費がどれぐらいなのか、保険は適用されるのかなど、事前に知っておきたいですよね。

 

そこで今回は、巻き爪の治療費について解説いたします。

 

巻き爪の治療方法の種類とそれぞれの治療費の目安、保険適用が可能なのかなど、詳しくお伝えします。

 

そもそも巻き爪とは?

巻き爪とは、爪の端が内側に巻いていく爪の病気です。

 

足指を使わない間違った歩き方や、足に合わない靴、深爪、肥満などが主な原因とされています。

 

巻き爪には「弯曲爪」と「陥入爪」の2種類があります。

 

弯曲爪は爪が次第に内側に丸まり、爪先側から見ると「C」や「O」のような形に変形していくタイプの巻き爪です。

 

爪に巻き込まれたり、くい込んだ皮膚が炎症を起こしたりして痛みが生じます。

 

一方、陥入爪は爪の端が皮膚にくい込むタイプの巻き爪。

 

爪がくい込んだ皮膚が炎症を起こし、さらに悪化すると、化膿や肉芽腫に発展することもあります。

 

巻き爪は何もせずに自然に治ることは、ほとんどありません。

 

痛みや変形がひどくなる前に、早めに専門家に相談することが大切です。

 

参考:https://epark.jp/medicalook/ingrown-nail-treatment/

 

巻き爪にはさまざまな治療方法が存在する

巻き爪治療を大きくわけると、「保存的治療」と「手術療法」の2種類。

 

ここではまず、保存的治療の内容を見ていきましょう。

 

保存適治療というのは手術以外の治療方法のことで、主に次のような治療方法があります。

 

マチワイヤー法

形状記憶合金のワイヤーを使った巻き爪矯正です。

 

爪の先に小さな穴を2か所あけてワイヤーを通し、ワイヤーが元に戻ろうとする力で巻き爪を矯正する治療方法です。

 

弯曲爪への矯正に適していますが、爪が短いとできません。

 

1~2ヶ月ごとにワイヤーの交換が必要で、半年~1年ほどの期間が必要となります。

 

VHO

VHOは爪の端にワイヤーをかけ、中央で巻き上げて固定するタイプの巻き爪矯正です。

 

弯曲爪と陥入爪のどちらも矯正可能で、爪が短くても問題ありません。

 

2~3ヶ月ごとにワイヤーを交換し、半年~1年程度かかります。

 

コットンパッキング

陥入爪による爪のくい込みを緩和するために、爪と皮膚の間に小さく切ったコットンを詰める治療法で、比較的軽度の巻き爪に適用されます。

 

ガター法

切れ目を入れた細いチューブを皮膚にくい込んだ爪の部分に挿入し、痛みや炎症を緩和する治療方法です。

 

人工爪療法

アクリル樹脂でできた人工爪を取り付け、欠けた爪を補修したり、くい込みを防いだりする治療法です。

 

参考:http://www.wakako-clinic.jp/14580885353147

参考:https://oki-hifuka.site/inguinal-surgery/

 

重度な巻き爪には手術となることも

巻き爪治療では、まずはワイヤー矯正などの保存的治療を行います。

 

しかし、変形がひどく保存的治療では治療が難しい場合や、爪の食い込みにより炎症や肉芽腫などが悪化している場合は手術を検討します。

 

フェノール法

局所麻酔を行い、皮膚にくい込んでいる爪の端を縦に細く切除し、根元をフェノール液で処理してその部分に再び爪が生えてこないようにする手術です。

 

手術にかかる時間は20~30分ほど。

 

術後1~2週間くらいで傷が目立たなくなり、完全に傷が治るには3~4週間程度かかります。

 

縫合・抜糸の必要がなく、巻き爪の手術はフェノール法が主流になっています。

 

フェノール法には爪の幅が狭くなる、切除した部分から爪が再生する可能性がある、術後に爪が変形する可能性があるなどのデメリットもあります。

 

参考:https://www.shimuraskinclinic.jp/plastic-surgery/phenol.html

 

巻き爪治療は保険適用されるものとされないものがある

巻き爪治療は、保険適用されるものとされないものがあります。

 

保険適用される巻き爪治療は、皮膚科や形成外科、整形外科で行われるフェノール法などの手術です。

 

基本的に、マチワイヤー法やVHOなどの巻き爪矯正、ガター法、人工爪療法などの保存的治療は保険適用外で、自費診療になります。

 

また、マチワイヤー法を除く巻き爪矯正は、巻き爪に特化した「専門院」でも受けることができます。

 

専門院で巻き爪矯正を行う場合も、同じく自費診療となります。

 

専門院には、本格的な巻き爪矯正とあわせて、身体全体のバランス調整や歩き方の指導を行っているところもあり、巻き爪を根本から改善し再発を防ぎたいという方におすすめです。

 

巻き爪の治療費はどれぐらい?

巻き爪治療で保険適用となるのは手術のみで、保存的治療法は保険適用外となります。

 

それでは、巻き爪の治療費はどれぐらいなのでしょうか?

 

1.フェノール法(保険適用)

指1本で9,000~9,000円くらい(3割負担)の治療費がかかります。

 

このほかの治療費として、診察料(3,000円程度)や処方箋代、術後の処置料(1~2回程度)が別途かかる場合もあります。

 

2.マチワイヤー法(保険適用外)

マチワイヤー法は自費診療となるので、病院やクリニックによって治療費に差が出る場合もあります。

 

マチワイヤー法の治療費は9,000円以上が目安となっており、そのほかに別途初診料(3,000円~)がかかります。

 

ワイヤーを交換するときには再診料(1,000円~2,000円ほど)と処置料(5,000円~8,000円ほど)が治療費としてかかります。

 

3.VHO(保険適用外)

VHOも自費診療なので、病院やクリニック、専門院によって治療費に差が出る場合もあります。

 

VHOによる矯正は、指1本に対して10,000円以上が目安で、そのほかに初診料(3,000円~)などが必要です。

 

また、2~4ヶ月ごとのワイヤー交換にかかる治療費は、8,000円~10,000円ほどで、別途再診料(1,000円~)が必要な場合もあります。

 

巻き爪は進行するほど矯正に時間がかかり、その分治療費もかさみます。

 

つらい痛みに悩まされたり、手術が必要になるまで放置せずに、早めに専門家に相談することが大切です。

 

参考:https://keyaki-hihuka.com/charge/charge04.html

参考:http://www.aoyoko-sc.jp/therapy_makidume/

 

まとめ

巻き爪の治療は、「保存的治療」と「手術療法」とに分かれます。

 

保存的治療とは手術以外の治療法のことで、マチワイヤー法やVHOなどの巻き爪矯正、コットンパッキング、ガター法、人工爪治療などがあります。

 

手術療法では、フェノール法という手術が主流です。

 

このうち、保険適用となるのはフェノール法などの手術の場合。

 

フェノール法の治療費は、指1本で8,000円~9,000円ぐらいで、別途初診料や処方箋料、術後の処置料などがかかります。

 

一方、巻き爪矯正などの保存的療法は保険適用外となり、自費診療です。

 

巻き爪矯正の治療費はクリニックによって異なりますが、マチワイヤー法による矯正が9,000円以上、VHOによる矯正は10,000円以上が目安となります。

 

このほかに初診料や、ワイヤーの交換のための料金や再診料が別途必要です。

 

巻き爪が悪化すると改善までの時間や治療費もかかるので、そうなる前に早めに対処するようにしましょう。

 

巻き爪を根本から改善し再発を防ぐためにも、巻き爪矯正と並行して体のバランスも整えてくれる専門院をおすすめします。

この記事を書いた人

鏡味 拡樹

「名古屋巻き爪フットケア専門院」院長|柔道整復師(国家資格)

鏡味 拡樹

元Jリーグトレーナーや同業者も推薦する、名古屋の巻き爪専門院 院長。
皮膚や爪を切ることなく、根本的な原因から巻き爪を解消する施術を行う。
1回で痛みが取れることから、名古屋で巻き爪に悩む人々に人気の施術法となっている。

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