巻き爪になったと気が付いたら、すぐに病院や専門院に相談できればいいですが、そうはいかない時もありますよね。
そんな時に役に立つ、誰でもできる巻き爪の応急処置を知っていると、いくらか痛みを和らげることができます。
巻き爪が痛いときの応急処置にはどんなものがあるのか、紹介していきたいと思います。
巻き爪は10人に1人が悩まされていると言われている
今の時代、巻き爪は10人に1人が悩まされていると言われています。
巻き爪の痛さがいかにつらいかは、経験した人でないとわからないといわれるほど。
巻き爪が自然治癒するということはほとんどなく、多くの場合は症状が進行し、痛みや炎症も強くなっていきます。
たくさんの人の悩みとなっている巻き爪は、いったいどんな特徴があるのでしょうか。
巻き爪の特徴と原因について
巻き爪の特徴は、爪が丸まっていき、皮膚や肉をはさみこんでしまうというものです。
もともと人の爪は、緩やかなカーブを描いて生えていますが、さまざまな原因により、そのカーブの角度がキツくなってしまい、巻き爪を引き起こします。
巻き爪が悪化すると、爪がまわりの皮膚や肉に強く食い込んでしまい、強い炎症や激痛を引き起こします。
これを陥入爪(かんにゅうそう)といい、場合によっては手術を受けることが必要になることもあります。
巻き爪になる原因は、その多くが、深爪だと考えられています。
爪の白い部分が無くなるほどに爪を切ってしまうと、その爪が伸びる時に巻き爪になってしまうのです。
また、サイズの合わない靴や、先のとがった靴を無理して履き続けると、巻き爪になりやすいともいわれています。
特にハイヒールやパンプスは注意が必要だといえるでしょう。
そのほか、ストッキングや足袋により爪先に過度な負荷がかかることや、急激な体重増加や先天的要素なども、巻き爪の原因となることがわかっています。
巻き爪と分かれば専門院が大切だが時間がないという方も
巻き爪と分かれば、病院や専門院に行き、適切な処置や対策をしてもらうことが大切です。
巻き爪といっても、様々なケースがあるので、症状に合った対策をするには、専門的な知識が必要となるからです。
しかし、巻き爪はいつ発症するかわかりませんよね。
痛くなったのが深夜や休診日であれば、痛みを辛抱して開院まで待つという方も多いと思います。
また、多忙でどうしても相談に行く時間が取れないという方もいらっしゃるでしょう。
時間がないけれど、痛みを何とかしたいという方は、巻き爪の応急処置方法を試してみられてはいかがでしょうか。
巻き爪の応急処置方法
巻き爪の応急処置方法は、さまざまなものがあります。
その中でも、誰でもできる簡単なものを紹介していこうと思います。
もしもの時はよかったら参考にしてくださいね。
「巻き爪の痛みがつらくて仕方ない!」という時や、「巻き爪で歩くのもつらい!」という時にお役立ていただきたい対処法です。
爪の長さによっては、できない応急処置もあります。
爪が2ミリ程度はあり、何かを挟むことができるのであればコットンパッキング、コットンを挟めない場合はテーピングがいいでしょう。
それぞれの特徴をしっかり把握して、試すようにしてくださいね。
巻き爪の応急処置1:テーピング
巻き爪の応急処置、最初にご紹介するのは、テーピングです。
ドラッグストアやスポーツ用品を売っているお店で販売されているテープを使います。伸縮性のあるテープを使うようにしてくださいね。
まず、幅2.5センチ×横5~6センチの長さにテープをカットします。テーピングは、これが使いやすいサイズといわれています。
テーピングはいくつか方法があるので、状況に応じて選ぶようにしましょう。
<テーピングその1>
テープをクロス状に巻き、テープの力を使って爪と皮膚の間を広げる方法です。
爪と皮膚の隙間がほとんどなく、テープさえも入らないという場合に有効とされています。
手順は以下の通りになります。
(1) テープの端を爪の横(できればギリギリのところ)に貼り、強く引っ張りながら、指の下(指の腹側)へ。
(2) そのまま指の下(腹側)を通り、貼った部位と反対側へ通す。
(3) 反対側から回したテープを、そのまま引っ張りながら、指のななめ下に巻きつける。この時、強くひっぱる必要はない。
(4) もし両端が巻き爪になっているという場合は、もう一方も同じようにテープを巻く。
テープの際がはがれたら、テープを替えてくださいね。
テープの力で患部である爪と皮膚を引っ張るので、テープをしっかりと強く引っ張るのがポイントになります。
<テーピングその2>
テープを爪と皮膚の間に挟み、痛みを緩和させる方法です。
爪の長さが短く、コットンを挟むのはできないけれど、テープなら入るという時に有効です。
手順は次の通りです。
(1) テープを第二関節くらいからぐるっと指を覆うように貼る。
(2) テープの端が3~4ミリ程度、爪にかかるようにする
(3) テープの爪にかかっている部分をピンセットや爪楊枝を使って、爪と皮膚の下に入れる
(4) もう一方も巻き爪になっている場合は、同じようにテープを挟み込む。
この方法も、テープがはがれてきたら、テープを替えるようにしましょう。
ポイントは、テープを強く引っ張るのではなく、爪のカーブに沿うように貼ることです。
この二つ以外にもテープを使って痛みを和らげる方法があります。
プレートやペティグラスが浮いてしまった時も、テーピングで応急処置ができますので、参考にしてみてくださいね。
参考:https://hibari-seisou.tokyo/self_care_plate/
巻き爪の応急処置2:コットンパッキング
最も手軽で簡単な応急処置が、コットンパッキングです。
コットンパッキングをする条件としては、爪と皮膚の間にコットンを挟める余地があること。コットンが挟めるのであれば、コットンパッキングを試すのがいいでしょう。
コットンは、コットンパッキング専用のものもありますが、無い場合は、メイクやスキンケアで使用するコットン、不織布で代用することができます。
方法は、コットンをお米の粒くらいの大きさに丸め、それを爪と皮膚の間に入れ込みます。この時、ピンセットや爪楊枝を使うとスムーズかもしれません。
コットンパッキングは、コットンの大きさがポイントです。
コットンが大きすぎたり、固く丸めすぎていると、余計に患部を傷めてしまいます。
逆に小さすぎたり、柔らかく丸めすぎていると、効果を感じることができません。
適切な大きさと固さになるように、コットンや不織布を調整するようにしましょう。
コットンパッキングに使うコットンや不織布は、毎日替えることが必要です。
同じものを挟んだままにしていると、そこから雑菌に感染し、炎症や痛みがひどくなることもありますので、清潔な状態を保つようにしましょう。
参考:https://xn--6orz5u.xn--w8jx92kiibt91blm4b.jp/news/pincer-nails-cotton-packing/
巻き爪のことなら名古屋巻き爪フットケア専門院まで
巻き爪が痛む時の応急処置についてお伝えしましたが、紹介した方法は、あくまでも「応急処置」です。
テーピングやコットンパッキングで巻き爪が回復するわけではありません。
テーピングやコットンパッキングなどの応急処置は、巻き爪の痛みを和らげる一時しのぎの方法にすぎません。
テーピングやコットンパッキングを長期間していたことで、巻き爪がひどく悪化してしまい、手術が必要になったり、治療が長期間におよぶこともあります。
応急処置で痛みをやわらげたら、できるだけ早く病院や専門院に行くようにしましょう。
巻き爪で悩む方の中には、痛みに弱く、巻き爪の治療や対策が不安でなかなか通院する気持ちにならないという方もいらっしゃると思います。
また、何度も巻き爪の治療や対策をしているのに効果を感じない、手術をしたのに巻き爪の再発をくりかえしていて、どこに相談したらいいかがわからないという方も。
そういう場合は、一度「名古屋巻き爪フットケア専門院」を訪ねてみませんか?
名古屋巻き爪フットケア専門院には、全国から多くの方が来院されています。
巻き爪の痛みだけではなく、巻き爪で悩む日々と通院からの卒業を目指し、巻き爪を根治させる対策をお伝えしています。
また、施術や施術後に痛みがないことも目指しており、施術後に痛みがなかったと驚かれる方も多いんですよ。
巻き爪は再発しやすいといわれていますが、それは、再発しやすい原因があるから。
巻き爪で悩まれている方は、ぜひ一度名古屋巻き爪フットケア専門院にご相談ください。
まとめ
巻き爪が痛い時の応急処置についてお伝えしてきました。
コットンや不織布を使ったコットンパッキングは、一番手軽で簡単に試すことができる応急処置といっていいでしょう。
爪と皮膚の間に小さく丸めたコットンを入れ、隙間を作ることで痛みを緩和します。
コットンの大きさや固さに注意して、コットンは毎日替えるようにしてくださいね。
コットンを挟むのが難しい場合は、テーピングを試してみてください。テーピングはさまざまな種類があるので、その時の状態にあったものを選んでくださいね。
コットンパッキングもテーピングも、痛みを緩和させることはできますが、巻き爪を治すことはできません。
巻き爪だと思ったら、早い段階で病院や専門院を訪ね、相談するようにしましょう。
名古屋巻き爪フットケア専門院は、施術時や施術後に痛みがなく、巻き爪で悩む日々からの卒業を目指します。
ぜひお気軽にご来院くださいね。