巻き爪で悩む人の数は、10人に1人といわれています。
まだ我慢できる範疇だからと指先の痛みをスルーしたり、サイズの合わない靴を無理して履き続けていたりしませんか?
その爪、もしかしたら巻き爪の予備軍かもしれません。
今日は、巻き爪を防止する方法について、お伝えしたいと思います。
痛い巻き爪を防止して、爪美人を目指しましょう!
巻き爪になっている女性は多い~爪美人を目指しませんか?~
夏が来ると履きたくなるサンダル。
今や夏のファッションには欠かせないアイテムになっています。
サンダルを履くと、目立つのが足の爪。
ペディキュアとサンダルの色を合わせたり、ネイルも大切なファッションアイテムのひとつになりつつあります。
一方で、サンダルの季節になると、憂鬱になる女性も多いのではないでしょうか。
10人に1人が悩んでいるといわれる巻き爪は、ペディキュアを楽しみたい女性にとっては厄介な症状。
中には再発を繰り返すケースもあり、靴を履くことすらままならない場合も。
でも、巻き爪は日常的にしていることをほんの少し意識して工夫するだけで、予防できることもあるんですよ。
巻き爪の予防について正しく理解し、爪美人を目指しませんか?
巻き爪はどのような状態?
そもそも、巻き爪とはどのような状態をいうのでしょうか。
爪の両端が巻き込むように曲がってしまう状態を巻き爪といいます。進行すると、爪が皮膚や肉に食い込んでいき、炎症や痛みを伴います。
強い痛みになるケースが多いので、その部位をかばうように体が動作し、結果、ひざや腰、巻き爪でない足を傷めてしまうことも多いといわれています。
多いのは足の親指の爪で、本人が気付かなくても、巻き爪予備軍の人はたくさんいるといわれています。
巻き爪かもと思ったら、早い段階で適切な処置を施し、悪化させないことが大切。なぜ巻き爪になってしまうのか、その原因についてお伝えしていきます。
巻き爪の原因について
多くの人を悩ます巻き爪。
その原因は日常生活のささいな習慣にあると考えられています。
巻き爪になる原因は大きくわけて3つあり、歩き方・靴のサイズ・爪を切る方法が大きく影響していると考えられています。
爪は、伸びると丸くなる性質を持っていますが、足の指を使って歩くことで地面からの力がそれに反発し、爪が平らに形成され、巻き爪を回避することができます。
つまり、正しく足の指を使って歩いていれば、巻き爪になる可能性はかなり減るということです。
足の指を使わず歩いていたり、歩く時間や距離が極端に短いと、巻き爪になる可能性はあがると考えていいでしょう。
サイズの合わない靴や、先が尖っている靴を無理に履き続けると、巻き爪になりやすいと考えられています。
靴が爪を圧迫し、爪に過剰な負担がかかることが原因です。
爪の切り方も巻き爪に影響します。特に深爪は、巻き爪になる可能性が上がりますので、爪を切りすぎないようにしましょう。
爪を美しく!巻き爪を防止しよう
爪を美しく保ちながら、巻き爪を防止するにはどうすればいいのでしょうか。
巻き爪防止策としては、以下の3つがあります。
巻き爪防止1:靴のサイズに気を付ける
巻き爪防止2:ハイヒールは避ける
巻き爪防止3:正しく爪を切る
巻き爪防止の3つについて説明していきたいと思います。
巻き爪防止1:靴のサイズに気を付ける
巻き爪防止のひとつめは、靴のサイズに気を付けることです。
自分の足に合った靴を履くことは簡単そうでいて、意外に難しいもの。
理想はフルオーダーの靴を履くことですが、全ての靴をフルオーダーにするわけにもいきませんよね。
たくさんある既製品の中から靴を選ぶケースが圧倒的に多いですが、ジャストサイズの靴を見つけるのは至難の業といってもいいでしょう。
私達は意外にも「正しい靴の選び方」を知りません。
これから靴を選ばれる際、以下のことを参考にしてくださいね。
まず可能な限り、必ず試し履きをしてから買うようにしましょう。
試し履きをした時、指先に余裕(5~10mmくらい)があるかどうか、土踏まずがフィットしているかどうか、踵がきちんとフィットしているかどうかをチェックするようにしましょう。
サイズは、大き過ぎるのも小さ過ぎるのも避けるようにします。
靴紐がある靴は、試し履きの時もきちんと靴紐をしばってチェックしてください。靴紐がゆるくて巻き爪になってしまったというケースもあります。
試し履きだからと適当にせず、きちんと履いて、できれば歩いたり足踏みをするなどして、違和感の有無を確認してください。
ネット通販で買う場合も、試し履きができる店舗が増えているので、それを利用しましょう。
靴を履いた時の違和感をスルーしがちですが、合わないと感じたら返品またはサイズ交換を申し出るようにし、ジャストサイズの靴を見つけてくださいね。
参考:https://eonet.jp/health/doctor/column09_3.html
巻き爪防止2:ハイヒールは避ける
巻き爪防止策の二つめは、ハイヒールは避けること。
本来、靴は足を保護するためのものですが、ハイヒールはその役割よりもファッション性やデザイン性が優先される靴です。
踵にヒールがあることで、常につま先立ちで歩くことになりますので、フラットシューズやスニーカーに比べ、足にかかる負担は相当なもの。
それを認識し、シーンで靴を使い分けるようにして、ハイヒールを履く時間をできるだけ短縮するように工夫しましょう。
また、ハイヒールこそ、サイズが合っているかどうかが重要です。
きちんと試着し、できれば靴の専門家の意見を取り入れながら、靴を選ぶようにしましょう。
巻き爪防止3:正しく爪を切る
3つめの巻き爪防止策は、正しく爪を切ることです。特に足は意識して正しく爪を切ることが大切です。
以下のことを意識しながら、正しく爪を切るようにしてください。
爪の端は、指の皮膚の当たらないよう、意識して切るようにしましょう。
仕上げにヤスリを使い、少しずつ削ると、爪の傷みを防ぐことができますよ。
爪の角は少し丸みを持たせるようにしましょう。ヤスリを使うことで、二枚爪になるのを防ぐこともできます。
ヤスリに慣れたら、ヤスリを使ってマメにフットケアをすると、キレイな爪をキープすることができます。
参考:https://www.makitume.com/makitume/yobo.html
巻き爪になりやすい人の特徴
巻き爪になりやすい人には特徴があるといわれています。
爪の白い部分は全て切らないといけない、と思っている人は、巻き爪になりやすいでしょう。
どうしても爪を切りすぎてしまい、深爪になるからです。
深爪になると、爪が皮膚に食い込みやすくなり、爪が圧迫されがちです。
また爪の無い部分に負荷がかかると、爪が無い分、指先に過剰な負荷がかかり、トラブルになりがちです。
深爪は絶対に避けるようにし、正しく爪を切るようにしましょう。爪を伸ばしている人や、伸びすぎの爪にも注意が必要です。
爪が割れて深爪状態になってしまう、爪が欠けてしまって鋭利な形の爪になるなど、危険度は高め。
爪を伸ばす場合は、専門家の手を借りて、きちんとしたフットケアを続けることが大切です。
また、靴先のとがった靴や、ハイヒールやパンプスを長時間履く人も巻き爪になりやすいといわれています。
このような靴を履き続けている人は、外反母趾(がいはんぼし)にもなりやすく、足の形が「偏平足」や「開帳足」になっているケースが多くみられます。
足の筋力や腱が緩むことで、外反母趾になりやすいようですね。
外反母趾で悩む人は、中高年の女性が多いといわれていますが、加齢により足の筋力や腱が緩んでしまっていることも影響していると考えられています。
足に合った靴を履き、正しく歩くこと。正しく足の爪を切り、フットケアをするように心がけましょう。
参考:http://www.fukuoka-makidume.com/contents/cause/
まとめ
多くの女性が悩む巻き爪。
巻き爪になりやすいのは、足の親指の爪だといわれています。原因は3つあり、歩き方や靴選び、爪切りが影響していると考えられています。
巻き爪を防止する方法としては、正しい靴選びをすることがあります。サイズは大きすぎても小さすぎても良くありません。
試し履きをして、足に合ったサイズのものを選びましょう。
正しい靴選びのポイントがいくつかあるので、靴選びの時に参考にしてくださいね。
先のとがった靴や、ハイヒールは巻き爪になりやすいといわれています。
履く時間を短くする工夫をするなどして、足にかかる負荷が少しでも減るようにしましょう。
正しく爪を切ることも巻き爪の防止には欠かせません。
爪の白い部分を全て切るのではなく、深爪にならないよう、可能であればヤスリを使ってフットケアをするようにしましょう。
足の指を使って正しく歩いているかどうかも、大切です。
少しでも巻き爪の兆候が見られたら、すぐに専門家に相談し、適切な処置を受けるようにしましょう。