「巻き爪が痛いから角を落として丸く切っている」
「爪が伸びると指に刺さるので深爪にしている」
これらは巻き爪がひどくなる爪の切り方です。間違った爪の切り方は症状が悪化しやすくなります。
巻き爪には良い爪切りを使い正しい爪の切り方を知ることが大切です。
そこで今回は、巻き爪になりにくい爪の切り方や爪切りの選び方、爪を切るタイミングについてご紹介いたします。
正しく爪を切れていますか?
巻き爪が痛いからと、角を落として丸く切っていたり深爪にしていませんか?
その間違った爪の切り方が、巻き爪の原因になっているかもしれません。
深爪や丸く爪を切ると、皮膚が爪を支えられず、皮膚が盛り上がり、爪の端が皮膚に刺さりやすくなります。そのため、正しく爪を切ることで、巻き爪の予防が可能です。
巻き爪でお困りの方は、正しい爪の切り方や爪切りのタイミングなど、ぜひ知ってくださいね。
多くの人が巻き爪になっている
現代は多くの人が巻き爪になっています。
足に合わない靴を履いていたり、筋力の衰え爪の正しい切り方を知らないなど、巻き爪の原因はいろいろあります。
巻き爪がひどくなると、歩行時に痛みがでるようになるので、痛みを避けて歩くと姿勢も悪くなり体の他の部分も悪化することも。
体のあちこちで症状が出る前に巻き爪の対策をしましょう。
正しい爪の切り方について
では正しい爪の切り方とはどのようなものでしょうか。
おすすめは「スクエアオフ」という切り方です。
爪を丸くではなくまっすぐ切ることがポイントで、爪の端を切らないことで強度を保つことができます。端からゆっくり切ることで、爪に圧をかけずに切ることが可能です。
爪の角は引っ掛からないように少しだけ切り落としたり、やすりで角を少し削るくらいがよいでしょう。
そして巻き爪の方は、爪の切り方と同じくらい爪切り選びも大切です。
巻き爪の人は巻き爪用の爪切りを選ぼう!
爪切りには4つの型があります。
クリッパー型
爪切りでよく見かけるなじみ深いかたちの爪切りです。
安価なものから高級な爪切りまで数多くのモデルがあります。
ニッパー型
ペンチのような形でクリッパー型よりも大きめです。
値段が高いものも多いですが、刃を研いで長年使うこともできます。
洋鋏型
布や紙などを切るはさみと同じかたちをした爪切りです。
赤ちゃんの爪やペットの爪切りによく使われています。
和鋏型
ずんぐりした形の刃で今ではあまり使っている方はいらっしゃいません。
巻き爪になるとくるくると爪が巻いているので、爪が分厚くなるので、クリッパー型の爪切りで切るのは困難になります。
ニッパー型や巻き爪用の洋鋏型は、巻いている爪も切りやすい爪切りなのでおすすめです。
参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/461106/
巻き爪の人の爪切りの選び方
では、巻き爪の人の爪切りの選び方はどの部分に注目したらよいでしょうか。
手にフィットした爪切り
うまく握れないと手に力が入らず思うように切れません。
巻き爪が分厚くなってしまったら、力を入れないと思ったような切り方ができないので、自分の手にちょうどよい大きさの爪切りを選んでください。
メンテナンスがあるか
巻き爪の人の爪切りの選び方でチェックしてほしいのが、購入後のメンテナンスの有無です。長年使用していると切れ味が悪くなることもあります。
ご自身でメンテナンスできる自信がなければ、メンテナンスできるかどうかも購入前に調べおくとよいでしょう。
また、爪切りの持ち手に滑り止めがついていると、思ったような爪の切り方ができるので、巻き爪の方は爪切りの探し方の参考にしてください。
爪切りを行うタイミングについて
足の指から爪の白い部分が1mmほど見えている長さが、巻き爪になりにくい理想の長さです。
巻き爪予防をしたい方や、巻き爪になりかけている方の爪切りをするおすすめのタイミングは、1mmより長くなったぐらいです。
深爪もよくありませんが、長すぎる爪も伸びるほど巻きが強くなるので、巻き爪の方はこまめに爪切りを使用し、正しい切り方をしてくださいね。
参考:https://beauty.hotpepper.jp/magazine/478740/
また、お風呂上がりのタイミングは爪が柔らかくいので、巻き爪で爪が分厚くても爪切りで簡単に切りやすくなりますよ。
まとめ
角を丸くして爪を切ったり、深爪をすることが巻き爪の原因になることも。
巻き爪を予防したり、症状を悪化させないためには、正しい爪切りをし、爪切りの選び方を知ることが大切です。
爪を切るときはまっすぐに切り、角を少しだけ整える「スクエアオフ」という切り方をしましょう。長さは1mmほど爪の白い部分が見えているのが理想です。
巻き爪の方におすすめの爪切りはニッパー型です。爪切りはしっかりと握り、端からゆっくり切りましょう。
お風呂上がりの爪が柔らかくなっているタイミングで爪切りを使用すると、巻き爪の分厚い爪でも切りやすいですよ。
爪が長くても短くても巻き爪の原因になりやすいので、爪に優しい爪切りを使い、正しい爪の切り方をしてくださいね。