「爪の形が最近やや変だけど歩くときに痛く無いし、まあいいか」
「気にはなっていたけど形が巻いているだけだしまあいいか」
こんにちは!名古屋フットケア専門院です!
貴方は上記のように、巻き爪だけど歩くときに痛く無いからいいや~って、巻き爪から目を背けていませんか?
実際に、僕が大勢の巻き爪の悩んでいる人を見ている中で歩くときに痛い!って訴える方は全体の3割程度で非常に少ないです。
じゃあどんなときに痛みが出ている人が多いのか、うちに来る中で特に多いのはズボンに引っかかったときや、爪の先端がどこかに当たって、衝撃がくるときが痛いという人が一番多く、次に正面から押されると痛いと訴える方達です。
中にはお風呂に入ると痛くなるとか、肉芽ができてしまっていたい!って方もいますが、大部分の方は歩行時の痛みを訴えられません。
それはなぜか?今回はそんな疑問について一緒にみていきましょう!!
●巻き爪とは
その前にご存知だと思いますが、巻き爪について簡単にお話ししていきます。
巻き爪とは、爪がなんらかの理由によって変形してしまい、身体に当たってしまうものです。老若男女幅広い年齢の方が悩まれているものであり、進行することによって、様々な場面で痛みを伴ってしまうものと言えます。
●なぜ歩くときに痛く無いのか?
先ほどの説明をみて、爪が身体に当たっているのなら普通、歩くときに痛みが出るはずなのに、どうして歩くときに痛みがでないのか、ちょっと疑問に思いますよね?
歩くときに痛みが出ない方の大半はズバリ、歩き方に問題があるから痛みが出ないのです!!
通常歩行をするとき、カカトから地面につき、そのまま体重が前足の方に移動していきます。このとき、残った足のつま先が地面に残り、そのまま同じように歩行していきます。
しかし、爪が身体に当たっている人は、極端に圧力が加わることを避けようとします。
つまり、巻き爪になっていて歩くときに痛みが少ない人は、爪の部分に圧力をかけていないため、痛みが少ないと言えますが、爪は圧力がかからないと巻く性質があるので、さらに形が巻いていってしまいます。
●どうやって治せばいいの?
ではどうやって治してしていけばいいのか?
歩き方を治せばと言いたいところですが、この歩き方をしていることで巻き爪の痛みをごまかしているので、すぐに正常な歩行をしようとしても痛みが出て来るので、なかなか難しいものがあります。
なので先に痛みに対して対策する必要があります。
まず一番簡単な対策法は「コットンパッキング」です。
やり方は非常に簡単で、まずはコットン、もしくは綿棒の先っぽを適当な大きさにちぎります。
次にそのちぎったものをピンセットか何かで爪と肌のあいだに挟み込みます。
はい!これで完成です!非常に簡単ですよね!
ただ、根本的なものではなく、一時的に痛みを抑えているだけなので、そこは注意してください。
このように痛みに対策すれば、正常の歩行をしても基本的には痛くありません。ただ、すでに中で膿や肉芽がある場合は、痛みがでる場合もあるので、その場合は注意してくださいね。
さて、正しい歩き方ですが、人によって何パターンもあるので、細かく伝えることは非常に難しいのですが、簡単に修正するポイントはあまり多くないので、3点お伝えします。
①カカトからつく
歩くとときに足の付け根からついたり、小指側からつく人は非常に多いです。なのでまずは、カカトからつき、膝と真っ直ぐ進むように歩いて見てください。
②歩幅を広げる
歩幅が狭くなり、小刻みに歩く人を多く見かけます。歩幅が狭くなると、しっかりと足首を上にあげることが少なくなり、結果として足首が硬くなってしまいます。
そうなってしまうことで正常歩行がしにくくなってしまうので、注意が必要です。
③手を振る
歩くときに手を振らない方を非常に見かけます。
手を振らないと正しい進行方向に対する推進力が生まれず、歩くときに足の負担が増え、疲れやすくなってしまいます。
非常に簡単な方法なので是非手を意識して歩いてください。
以上、これらを試してくださいね!
●まとめ
今回は歩くときに痛みが無く、巻き爪でお悩みの方にやってほしい対策などをまとめて見ましたが、どうだったでしょうか?
巻き爪は、一度なってしまうと自然に治ることは少ない、非常に厄介なものです。
一時的に対策をしてみても良くならない、しっかりと色々やってみても良くならない。そういった場合は、他に根本的な原因があることが多いです。
もしお悩みでしたら一人で悩まずに気軽に相談してくださいね!それでは今回はここまでです!最後までみてくれてありがとうございました~