巻き爪の痛みでスポーツに集中できない君へ
キミはいまスポーツに一生懸命打ち込んでいるが、実は巻き爪の痛みに悩んでたりしていない?
ウチには中高生がわりとくる。
そのなかには部活をやっているけど巻き爪が気になって、いいパフォーマンスが出せないって悩んでいる子もいる。
どうして自分だけこんなに悩まなくちゃいけないのかと悩んでくる子もいるけど、若くても巻き爪で悩んでいるのはキミだけじゃないからまずは安心してほしい。
その中で特に悩みを持って来る子は、肉芽と言って血液を含んだプニプニ したものが爪の横に飛び出て、痛くってどうしたらいいかわからないって子もいたり、既に病院に行ったけど、良くならなくってどうしたらいいかわからないから来たって子も多い。
今回はそんな巻き爪をどうすればいいか見ていきます。
対策を考える
痛みだけを防ぐ方法はいくつかありますが、まずはどうしてなってしまったかを考えてほしい。
いつ頃からその傾向がでて、実際に痛みが出てきたのはいつからなのか。
そこにに治せる原因がきっとあるはず。
若い子に多い原因①
若い子に多い原因としてまず感じるのは「爪の切り方に問題がある」場合。
いつも自分でどうやって切ってるかをまずは思い浮かべてほしい。
爪を切るときは、皮膚と爪の長さが同じくらいになるように切って、端っ
こだけを少し削る。
この方法が一番巻き爪にならない切り方なんだけど、普段めんどくさいか
らって短く切り過ぎていたり、爪に白い部分が残っていると気持ち悪いか
らってついつい深く切り過ぎてはいない?
爪はある程度の長さがあれば、そのまま伸びる方向を見失わず伸びて行く
ものだけど、爪が短かすぎると伸びる方向を見失い、どこに伸びていい
のかわかんなくなって巻いてしまうことがあるから、深く切るのは気をつ
けてください。
H2若い子に多い原因②
次に多く感じるのが「靴が合っていない」場合
靴はこまめに変えていますか?
「すぐに大きくなるし少し大きめの靴でいいや」
「多少小さくても我慢できるし面倒だからまあいいか」
「破れても履きなれた靴だからとりあえずこのまま使おう」
こんな感じで過ごしていないでしょうか?
その場合は巻き爪になる可能性が高くなります。
靴はちゃんと自分に合った靴を履くことが原則になります。
具体的には横幅がピッタリで縦の幅に1cmほど余裕があるものがベス ト。
あとはちゃんと、靴紐を締めて使ってくれれば運動靴は大丈夫!
普段よく履くものを選ぶ場合は、上記+カカトがしっかりあるもの、足首が固定できるもの、軽過ぎず適度な重みがあるもの。
ここら辺を意識して靴は選んでください。
それでも痛みがでたり、巻いてしまった時の対処法を伝えていきます。
痛みの対処法
1番手っ取り早いのはテーピングで引っ張ること
普段スポーツをやっていると膝や肩などに巻く伸縮性のあるテーピングで引っ張ると爪と皮膚の間に隙間ができるので痛みを和らげやすいです。
また、そこでできた隙間にコットンを入れるとより痛みも緩和できます。
コットンはきっとお母さんが持っていると思うので持ってなかったらお母さんに聞いてみてね。
巻いてしまった爪の対処法
結論から言うと自分自身で治すことは難しいです。
ウチに来院する子のなかには毎日お風呂に入っている時に指で爪を広げるようにしてる!って言う子もいるけどあまり効果がないどころか爪が割れてしまうこともあるので気をつけてください。
また、痛みを我慢したら治ると言うこともなく、痛みが取れたとしてもイコール巻き爪が治ったというわけではないので一度でも痛みを感じたら早めに専門院に見てもらってください。
まとめ
巻き爪はできたばかりはそこまで問題はないけど痛みがでてしまうと楽しんでやっているスポーツが苦痛になってしまったり、痛みのせいでいいパフォーマンスが出せなくなってしまう。
そういう状態を作らないためには、普段からしっかりと注意点に気をつけてまずは巻き爪にを作らないようにすることが大切です。
そして、できてしまったら痛みを我慢するよりも早めに対処することがとても重要です。
早めに対処してしっかりとスポーツを楽しみましょう!