手術で悩まれたOLのSさんの話
こんにちは!名駅ユニモール14番出口よりすぐにあります。名古屋フットケア専門院です!
最近なぜだか、手術されてから来院される方が多く、深刻そうな顔をされて訪れる方がよく来院されます。
今回お話していくSさんもその中の一人、手術後の状態で悩まれたOLのSさんのお話をしていきます。
●来院
このOLのSさんはちょうど1年ほど前から爪の状態が巻いてきてしまい、どうしようと悩んだ挙句、痛みをどうにかしようと、爪を深く切ることによって痛みを凌いでいました。
爪を短く切ることによって一時的に痛みは治るけど、爪というのは元々巻く性質があります。
ある程度の長さが保たれていれば、それでも爪が巻きにくくなるんだけど、皮膚より爪が短い状態が続くと、爪はいろんなところに巻きやすくなる。
でも、このSさんはそんなことはつゆ知らず、爪が伸びるたびに痛いので短く切ることで、なんとか痛みを凌いでいたんだ。
でもそのうち、どんどん切るところが深くなってしまい、しまいには爪が自分では切れない状態になってしまいました。
すると、爪がどんどん巻いてきて、深い場所で爪が刺さってしまっていたものの、自分ではどうにもできずに、次第に肉芽という血腫のようなものができてしまった。
この肉芽というのは非常に厄介なもので、このSさんも例外ではなくこの肉芽に悩まされ、ついには病院で液体窒素で焼くという施術を繰り返し行うことでようやく肉芽からは解放されました。
しかし、爪が皮膚に当たる状態が続いていたので、思い切って病院で部分切除を行ったんだけどそれがよくなかった。
もちろん手術自体は悪いものではないのですが、今回はうまく手術が行えなかったのか、元々の体質なのか爪が根元の方だけ生えてきてしまったんだ。
これが非常に痛く、もうどうしようもできないけど藁にもすがる思いでウチに来院されたんだ。
●思い
このSさんは、痛みをどうにかしたいという理由の中に、実は2ヶ月後に知人の結婚式があるので、そこまでに痛みをどうにかしてほしいって願望もあった。
だから、早急に変化する手術を選択されたんだけど、あまりうまくいかず悩んでいた。
巻き爪で悩まれている方に多い考え方として、いろいろ自分でなんとかしてもうどうしようもない!ってなったら手術すれば絶対に治ると思っている方も多いのです。
あくまで手術は、対策の一つであって、よくならないことも多々あるので、もし手術を検討されているようであれば一度しっかりと考えてから手術は行ってくださいね。
●施術期間
爪が凄く奥の方で当たっていたので、まずは爪と皮膚が当たらないようになんとか爪を除去し、そこからは毎日コットンを詰めてもらい経過観察。
ワイヤーも行いながら施術をしていくと、爪は徐々にいい状態になり、最初は深刻そうな顔で不安についてお話されていたSさんもどんどん明るい顔になっていき、最後の方は爪のつの字も言わなくなり、仕事のお話ししかしなくなり、最後は笑顔で帰られていきました。
●まとめ
今回は手術後の状態で悩まれたOLのSさんについてお話してきましたがどうだったでしょうか?
やはり深爪は非常に怖いものだと感じていただけたものと思います。
なのでもし、いま巻き爪で悩んでいるようであれば安易に爪を短く切るという行為は気をつけていただきたいと思いますし、もし悩んでいるようであれば一人で悩まずにHPにあるLine@からいつでも気軽にご相談くださいね!
それでは今回はここまでとなります!ありがとうございましたー
※写真1~3は1ヶ月ごと、4は6ヶ月ほど後の写真です。